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Influx Studioが創造する台湾のSpiral Garden Museum

Spiral Garden Museum

近代建築構造の時代においては、革新こそが誰もが口にするキーワードのようです。建築家たちは常に不可能の境界線を押し広げ、毎回驚きに満ちた新しくそして改善された設計を生みだします。そうした優れたコンセプトの1つがSpiral Garden Museumです。パリのInflux Studiosが生んだSpiral Garden Museumの設計は、新台北市博物館のために選ぶ大賞作品として提出されました。台湾の首都に鎮座するこの設計は、台北市のみならず世界の設計基準を再定義することになるでしょう。

この建物の基本構造の1つは螺旋状の歩道です。この歩道は趣味よく芸術的であると同時に建物を取り巻く公園の緑とも共鳴しています。この螺旋ビルには5つの階があり、上の階に上がるに従って床面積は大きくなります。そして、この博物館は外壁に沿って並ぶ歩道という基本理念を中心に置いており、訪問客は螺旋状の通路を歩いて頂上まで登ることができます。

この博物館を「spiral garden」と呼ぶのは、最下階から上昇する螺旋状の歩道に沿って最上階まで庭園の帯が並んでいるためです。この庭園と歩道は、屋外アートテラスとして設計した屋上へ開ける形で終わっています。自然は建築とうまく調和し、螺旋の庭園とその完璧な持続可能性のおかげで上手く環境に対応しています。この博物館には雨水の濾過装置および収集装置、屋上緑化、太陽光対策機能、洪水の影響を受けやすい基礎部分の保護そして地熱収集施設などを備えており、こうした中で豊かな生物多様性を提供し植物を育てるでしょう。

発表された計画によれば、Spiral Garden Museumは5つの階からなり、1階から最上階までの間に子供たちの美術館、美術館モール、近代美術館そしてスカイラインテラスを収容します。地上階は必要に応じて教育目的に使用します。もしも選ばれるとすれば、Spiral Garden Museumは現代においての最新の驚異の1つにもなり得ます。そして、現在の台北の文化的アイデンティティを新たに形作ることになるでしょう。

Via: Designboom

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