電気自動車はこれまで広く受け入れられてきました。そうした環境に配慮した自動車の新バージョンが、速いペースで増加しています。そして、その仲間に新たに加わるレース用クーペは高燃費ガソリン車の強敵になるでしょう。このAEGT01という名の電気自動車はQuimera社が開発しました。スペインのエコ・トランスポート協会は来月、スペインのアルカニスに位置するモーターランドで、この高速自動車を公式発表します。ただ、レース場への大々的な登場を待ちきれないファンのために、開発者たちは詳細をいくつか公開しています。
このレースカーは贅沢を尽くしています。最高の優雅さで走り去るその外観は目を見張るものがあります。この魅力的な自動車にはUQM社のエンジン3基を搭載しており、アクセルを踏む毎に速度を増します。この3基のエンジンは限界を設けなければ、まるで獣のようにうなりをあげるパワーを出します。強力なエンジンは700馬力を出し1000パウンド／フィート以上のトルクを提供します。
この豪華な外観の自動車は3秒もかからず時速0マイルから時速60マイルに加速します。AEGT01電気レースカーはガソリン車の各種クーペに引けを取りません。また、最高速度は時速180マイルに達し、速さを愛する人たちが求める興奮を間違いなくもたらします。従来型の駆動系に夢中な人たちなら、多速度変速機はその車一色に染まった頭を一瞬で虜にするでしょう。Quimera社は、AEGT01が世界中で最も強力な電気自動車であると主張していますが、その事実はこのクーペの公式発表によってのみ確認できます。
このスーパーカーは、最近話題の電気自動車レースの現場に波紋を呼ぶことでしょう。このレース用クーペの外観は、なめらかでくっきりとした線によって包まれています。この作品を象徴するものは間違いなくその「速さ」であり、その美しさと計り知れないパワーによってレース場を熱くするでしょう。そして、叫びを上げる群衆を煽り不朽の感銘を残すことになるでしょう。Quimera社はあと2種類から3種類のAEGT01電気レースカーの開発を計画しています。また、この超高速レースカーは9月の開催が決定しているフランクフルトモーターショーにおいて展示されます。それ以外では、興味のある人には来年の初めには試運転も可能になります。フロント部分に翻るTTXGPとMavizenのロゴは、関連または関与の可能性を示しています。
Via: AutoBlog
