エコ・コンセプトの新しい充電器の登場により、仮に携帯電話充電器を忘れてしまった場合でも心配する必要はなくなりました。ここで紹介するのは、無公害エネルギーを利用して携帯電話に充電する環境に優しい機器類です。この充電器は運動エネルギーなどのエネルギーを使って携帯電話に充電するため、電気を必要としません。これが、この機器を「エコ・コンセプト充電器」と呼ぶ理由です。それでは、無公害エネルギーを使用する新しいコンセプト充電器を5機種見てみましょう。
運動エネルギーiPhone充電器
ゴルフという競技は、アマチュア選手がスウィングのパワーによって周辺の人たちに痛い思いをさせるためだけのものではありません。Mac Funamizu氏はスウィングが生みだす運動エネルギーを利用することは、iPhoneやその他携帯電話の再充電に最適ではないかと思いつきました。このアイデアは隣に立つ人に苦痛を与えることも防いでくれます。この充電器はスウィングが生みだす運動エネルギーを利用して作動します。また、ボールを打つクラブ部分は持たず、握り部分までしかありません。つまり、ボールを打つ度に本体が受ける損傷もない訳です。この装置は、特定回数のスウィングを行うことにより、携帯電話や他の携帯機器を2時間程度動かすのに十分なエネルギーを生みだします。
リストグリップ充電器
トレーニング中に生みだすエネルギーを無駄にするのは何故でしょうか。そのエネルギーを捕らえて、携帯機器の再充電に利用しましょう。それを実現するためには、携帯電話への再充電が必要な時に役立つハンドグリップ充電器を使います。いつも通りのトレーニングを行うことによって、携帯電話に再充電するための無公害エネルギーを生みだすこと、そして日々のトレーニングを完了することという2つの目的を果たします。いつものトレーニングを行う間、単に交流電線を携帯電話に接続しておきます。そして、トレーニングの消費エネルギーを再充電のために保存しましょう。
ヨーヨー型携帯電話充電器
ヨーヨーを使って携帯電話に充電できるとしたら、すごいことだと思いませんか。これは派手なコンセプトではありませんが、Peter Thuvander氏の持つ知識によって空想が現実のものとなりました。Peterさんは、この国ではほとんどの場合に太陽光発電が役に立たないと気付き、代替エネルギー源を考慮する必要があると思いいたりました。そして、ヨーヨーで遊ぶ時にこの小さなおもちゃが生みだす運動エネルギーを利用できると思い当たりました。ヨーヨー充電器は、人間が発するエネルギーを電磁誘導に変換して小型のリチウムイオン電池に蓄えることによって機能します。このエネルギーは、後々携帯電話や携帯機器を作動するためにいつでも利用できます。
Orange社のダンス充電器
ロンドンに居ながら、ダンスフロアで生みだすエネルギーを無公害エネルギーに変換する人気のクラブに行き損ねたとしても心配はいりません。オレンジ社には、無公害エネルギーの概念のために小さな貢献ができる製品があります。たった180グラムの装置は伸縮性のある黒いネオプレンベルトに入っており、夏のフェスティバルなどに上腕に巻き付けておくことができます。そして、踊ったり跳ねたり歩いたりする間に体が排出する全エネルギーを自動的に捕らえ、後に携帯電話を再充電するためにそのエネルギーを移動させることができます。
ヨーヨー型プル式ダイナモライト
ヨーヨーは、手首で全てを制御しようとする最も安価で一般的な余暇の過ごし方です。ヨーヨー遊びは、ばかばかしい時間の無駄のように見えますが、この装置が登場したことによってヨーヨーは単なる遊びのためではなく、無公害エネルギーを作り節約に力を貸すためのものになりました。この装置はSebestian Sauvage氏の頭脳が生みだした革新的デザインです。Sauvage氏は、ヨーヨーのひもの力を使って灯りをともすエネルギーを導き出し、そのエネルギーによって自転車のライトを点けたり携帯電話やその他の機器に充電します。
さて、運動エネルギーを利用して携帯電話に充電しようとしている人たちについて知った以上は、次回充電器を忘れてしまったとしても身動きがとれないと思う必要はありません。
