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ゴミ捨て場からでる生物ガスを有効利用したアップル社のプロジェクトとは

少し前にグリーンピースのプロテストがサンフランシスコで行われて、黒い風船やらなんやらが使われたこと覚えていますか?このプロテストではアップル社に対してエコフレンドリーエネルギーを使用するように申し立てたのですが、たしかに有害ガスを減らして再生可能エネルギーへの以降を進めるのは大事だけれども、プロテストの一環とはいえ今回のグリーンピースのようにオフィスを黒い風船で埋め尽くすようにして抗議の姿勢をしめすようなやりかたは感心しません。そもそも、各企業はすでに出来る範囲で対策は練っているのです。アップル・アマゾン・フェイスブックなどもまずは事業の維持が第一ですから、時々環境への気配りの重要性を説くのは良いですがしょっちゅうやってもかえって逆効果でしょう。

特にアップルはノースカロライナの情報処理センターを100%エコエネルギー化すると公表しています。今回は口約束だけでなく計画書も出されています。具体的には燃料電池を使用するというもので、電池自体はゴミ処理場からでる生物ガスによっては動きませんが、同量の生物ガスが天然ガスラインへ供給されることになります。ここでは少しでも環境にやさしいエネルギーに対して使用料を払うというのがポイントのようです。

生物ガスはゴミ処理場から出され、エコに有効活用をすることができます。将来的にはアップル社が情報センター用に太陽電池の使用に切り替えて通常電気の使用料を削減していくことが期待されます。今のところは生物ガスは4.8メガワットの燃料電池の使用に使われ、これ自体は大きな前進だといえます。

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