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ミラノのサロン・サテライトはメタル&コルクが主流

デザイナーの間ではコルクが最近流行の素材となってきているようで、特に変わったアイデアでインテリア・デコ(例えばランプシェードなど)を作り出そうとする際によく利用されています。ベルギーのアートスタジオ「トゥーデザイナーズ」に所属するジョナサン・ホンボーとロドリゲ・ストロウエンによってデザインされたコルクを使った家具コレクションの数々は、シンプルでエレガントなエコ製品を好むユーザーには好評です。素材を無駄にせず長持ちする丈夫な家具を作り出すことを目的に今回のアイデアが生み出されたのです。

コルクは耐久性・防火性のある生物分解可能な天然素材として今回のデザインにはぴったりマッチします。コルクの木によって有害ガスを減らす事実や、コルクは木を傷つけることなく採取し、樹皮自体も再生することなどからコルク業界自体が地球に優しい業界として認知されています。したがってミラノのサロン・サテライトえお披露目されたこのデザインだけでなく、素材のコルクそのものがエコを象徴しているのです。

2人のデザイナーはシンプルに鉄製リングでコルクを押さえつける手法を活用してたくさんのデザインを形にしました。ペンダントライト、サイドテーブル、小物を収納できるアートデコ風容器などがその一例で、特にペンダントライトはクールな見た目が特徴でメタルとコルクを上手に組み合わせ、ネジや接着剤の使用をせずに仕上げることが出来ました。

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