太陽光エネルギーを使ったシステムや製品がここ最近増えていることは、疑いようがない事実。環境にやさしくて、有害物の排出は１００％ないのですから、太陽光エネルギーシステムやそういった製品を使うことに人々が興味を示していることを知ると、 心強いですね。
将来、太陽光エネルギーの役割が増えることは確実です。それをふまえ、多くの企業が、子どもたちが遊んでいるときに電気を生成する助けとなるおもちゃを生産しています。
ここでご紹介するのは、遊んでいる間にエネルギーを生成するのに役立つ、１０のコンセプト・トイです。
1. ホライズン ハイドロカー トイ
ホライズン ハイドロカー トイは、電池を必要とせず、その名が示すとおり、この革新的なおもちゃは、水で動きます。このおもちゃは、子どもたちがそのおもちゃを使っている間に作り出されるエネルギーで動きます。親は、もう電池交換の心配をしなくていいので、興味深いコンセプトです。
2. ソーラー スモール トイ ソーラー・グラスホッパー
このコンセプト・トイは、中国の企業によって作られました。それは、長くて緑色の触手を持つ、バッタのDIYキットです。バッタの胴体の色は黄緑色で、背中に、厚い太陽光パネルがついています。太陽光電池の寿命はおよそ２年。このおもちゃの重さはたったの5.5gです。電池は全く使いません。
3. フリップフラップ クリエイティブなコンセプト・トイたち
これらのコンセプト・トイたちは、中国の企業によって設計、生産されています。太陽光があるところで、このおもちゃの頭は左から右にと動きます。ABS素材でできており、太陽光パネルはベース部分の前面についています。さまざまな色やサイズが入手可能。
4. 〝作る”おもちゃのコンセプト
〝作る”おもちゃのコンセプトを思いついたということで、Wouter Scheublin氏は認められるべきでしょう。Wouter氏は、レゴから発想を得て、ユーザーが、自転車やゴーカートといった、ペダルが動力となるものを作ることができるコンセプトを思いつきました。このコンセプトは ナッツ、ボルト、ギアやチェーンを使うので、このコンセプトが完全に子ども向けとは言えません。
5. クリエイティブなコンセプト・トイたち 頭や足が動きます
広東省に拠点を置く企業は、太陽光エネルギーで動き、頭や手が太陽光で動くコンセプト・トイをいくつか設計、製作しました。これらのおもちゃには、太陽光を閉じ込め、集めるための太陽光パネルがついています。
6. Fastronauts は動く
環境にやさしいFastronautsは、グリーナー・ガジェッツ・デザイン・コンペでお披露目されました。これは、子ども向けの賀ジェットで、自身の運動エネルギーによって作動するもの。設計者は、自転車の車輪が回転することによって得られるエネルギーを使ったロケットに、宇宙飛行士を乗せました。 Fastronautsには、また、巻き上げられたことで動力となる〝ムーンクルーザー”も ついています。
7. タッチセンシティブテレビゲーム
この革新的なコンセプト・トイは、感度のいいシリコンを利用。ユーザーが、自分の好きなテレビゲームをプレイしながら、その地形を感じることができるようになっています。これは近未来的な技術で、まもなく市場に出回る予定です。
8. 環境にやさしい、古い学校のおもちゃたち
ソニーは、そのODOコンセプトを使い、人間エネルギーで作動する、環境にやさしい製品ラインを開発しています。ソニーによると、これらの製品は環境にやさしく、耐久性のある素材で作られているそうです。
9. ループウィングで作動するおもちゃの車
これは、風力エネルギーで作動する環境にやさしい車です。その風車のループウィングのデザインは、わずかな風でも動きます。 子ども達は正しい持ち方でこのおもちゃを持って遊ぶことで、人工の風を作り出すことができます。このおもちゃの車の値段は、３６ドル程度です。
10. 魔法のルービックキューブは、遊んでいるうちに消耗した電池を充電してくれる
Zheng Weixi氏は、クリーンエネルギーをも集めることができる、マジックチャージャーのコンセプトをデザインしました。この革新的なデザインは、電磁誘導の原理ではたらきます。このチャージャーは、ポータブルガジェットの充電にも使うことができます。
11. SOccket
SOccketは、フットボールの運動エネルギーによって生成された電気を蓄える、革新的なエコなコンセプト・トイ。この電気は、LEDライトのような照明器具を点灯するのに使うことができます。SOccketによって作り出されるエネルギーはクリーンで、このおもちゃは持ち運びも簡単です。
12. ヨーヨープルライト・ダイナモ: 粋なおもちゃ
このユニークなコンセプト・トイは、LEDに電力を供給する３段階のモーター発電機が装備されています。Sebastien Sauvage氏によって設計されたこのヨーヨーは、運動エネルギーで動くので、どんな電池も必ありません。ヨーヨーの中には小さな発電機があり、携帯電話やiPodを充電することができます。
13. あなたのガジェットに再び息を吹き込むために運動するリストグリップ・チャージング
この、環境にやさしいリストグリップ・チャージャーは、Mac Funamizu氏の発案によるもの。ACコンセントがないところで、この充電器を使うことができますよ。この充電器は人の力で電気を作り出します。
