人間は母なる自然を搾取し続けていて、現代のテクノロジーはテクノロジー・オウンズ・アポロジー（生態系に謝罪するべきだという意で、韻を踏んだ言い回し）とはよく言ったものです。自然に関して凝り性のスペインの建築事務所、Urbanarbolismoは、木を邪魔することなくツリーハウスを作ることを誓いました。
チームは、木を切ることなく、樹齢何百年もの樫の木の上に、素晴らしいツリーハウスを作るのに成功。スペイン西部のマドゥーラの牧草地は、この素敵なツリーハウスを誇りを持って保持しています。この非常に困難なタスクは、その樫の木の一番強い枝の上でチームにより、賢明なやり方で行われ、そのツリーハウスの構造はその木の一部のように見えます。 チームのモットーは、木のどの部分も切らず、枝々の中にフィットする、3Dモデルを作ることでした。
木の上の機知に富んだベランダの隣にスマートなキャビンが建てられ、最終的にたくましいツリーハウスを作り、それを“ルーテッド・ツリーハウス”と名づけました。その理由は、そのハウスを支えている梁が、その木の根っこのように見えるからです。木の厚い葉っぱは、木の上のツリーハウスと木の区別をつかなくし、窓はその部屋を生き生きと、素晴らしいものに見せてくれます。チームは環境にやさしく、人々のために安らぎ、わくわくや冒険がある、そんな場所を作ろうと努力しました。
Via: Treehugger
