ハードウッドフローリングは色・スタイルの種類も豊富で、形や仕上げもたくさん用意されています。エコフレンドリー機能をもつハードウッドフローリングは家の様々なところに使用することができますが、ハードウッドの種類を選ぶ際にはあなたのＤＩＹ技術や適用するスペースを良く考えることが大切です。ここではフローリングに使用できるハードウッドの種類をみていきたいと思います。
ハードウッドフローリングに使える種類は３つあり、一般ハードウッド、エンジニアウッド、アクリルウッドがそれらですがもう少し詳しく見ていきましょう。
一般ハードウッド
仕上げ済みとそうでないタイプから選べ、仕上げ済みのフローリングはすでに工場で下処理がされていますから取り付けをするだけです。仕上げ済みでないタイプは取り付け時に処理をする必要があります。３つのタイプがありますからここに紹介します。
１．ストリップ 文字通りストリップシェイプをしていて、幅は一定していますが厚さは様々で５/１６から３/４インチまで用意されています。サイズは１１/２、２、２/１４インチから選べます。
２．プランク 厚さは２種類から選べ、ストリップ型と同じく幅のタイプはいくつか用意されており、サイズは３～８インチの中から、幅は１/２インチ、３/４インチが用意されています。
３．パーケット 通常のものとは少し違った見た目のこのオプションは、いろいろな木材を機械や接着剤で組み合わせてパターンが作られています。お店などへの取り付けも至って簡単で、微調整も可能なうえ清掃も専用クリーナーによって掃除ができます。
時間の経過とともにダメージをうけやすく湿気をはじめとする環境の変化に弱いのが難点です。
エンジニアウッド
プロでも勘違いしている場合が多いのですが、ラミネート加工とは分けて考えられるタイプで、木の上にプラスチックベニヤを加工したものです。ラミネートフローリングには本物の木は使われていません。
１．白樺 このタイプはモダンでおしゃれなエコハウスに最適です。さらにスタイリッシュなパターンや独特の仕上がりをフローリングに与えることができます。一番の特長はどのような形にも塗装・仕上げをすることが可能な点です。
２．さくら モジュラーホームには特に人気のあるタイプです。おしゃれでエレガントなこの木は深みのある色あいが特徴です。どのようなタイプのインテリアにも合うのもポイントが高いです。
３．竹 エコフレンドリー素材として、新築、リノベーション両方に適しています。腐敗やダメージにも強いこの素材はベージュ、茶色などの色合いから選べます。
４．オークストリップ 樫の木はアメリカでは人気で建築素材として広く使われています。頑丈で取り扱いも簡単でエコフレンドリーハウス用に最適です。深みのある茶色系のオプションがたくさん用意されています。
アクリルウッド
このタイプのフローリングは色素・防水材を素材に染み込ませて製作されており、光沢のある仕上がりを実現しています。住居よりも商業用に使われることが多く湿気や擦り傷にも強くできています。
結論
エンジニアハードフローリングは商業・住居両面でエコフレンドリーを実現するのに最適です。一般ハードウッドも広く使われていますが、エンジニア版も値段が下がってきて手に入れやすくなってきています。その他のハードウッドフローリング素材としてはクルミ、ジンジャーウッド、栗、マホガニー、ピーカンなどがあり必要に応じて選択をするようにしましょう。
