新しい自転車を作ろうとしている自転車愛好家には、独特のユニークさを持つタケ自転車を作ることを提案します。自分好みにカスタマイズした自転車を持つことができます。そして、自分用の自転車を作るからには自分自身の要求や好みに応じた部品を揃えましょう。店舗から高級自転車を購入するよりもタケ自転車を作るほうが費用も手頃です。
難易度: 高
所要時間: 2日から3日
必要資材:
- ボトムブラケットシェル
- フォークヘッドパイプ
- エポキシまたは良質の接着剤
- タケ製ドロップアウト
- 長い紙シート
- 製図用具
- ガスバーナー用保護めがね
- 防護手袋
- 弓のこ
手順
1. デザインする
新しい自転車の形とデザインを決めます。紙シートを出して自転車をデザインします。インターネット上で使えそうな各種の形やデザインを選びます。多数の入門書や図案があるため適切な方法で自転車を作ることができます。
2. 部品を用意する
店舗に出かけてタケ自転車を作るために必要な部品を買います。必要な部品は:
- フォーク
- ボトムブラケットシェル
- ドロップアウト
- ヘッドパイプ
ドロップアウトをトラックドロップアウトと同じ形になるように切断します。新品のロードバイクからボトムブラケットシェルを取り外し、同様にカーボンフォークも取り外します。近辺のタケ園芸店から頑丈な緑のタケを買います。アルミフレーム自転車と同程度の太さのタケを選びます。
3. タケを熱処理する
タケを強くするためには熱を加える必要があります。加熱することによってタケをさらに丈夫にそして利用しやすくします。ガスバーナーを使ってタケの色が緑色から薄茶色そして濃い茶色になるまで熱します。タケが硬くなったら、楽に切れる弓のこを使ってタケを切断します。
4. フレームを組み立てる
タケの熱処理と切断が終わったらフレームを組み立てます。全体をうまく固定できるジグを選びます。半丸形鬼目やすりを使って継ぎ目を斜めに削ります。フレームのデザインは必ず三角形のものを作るようにしてください。三角法を使って計測すればチェーンの長さが分かります。エポキシを使う部分のタケに粗い目を付けます。金属部品にも粗い目を付け、5分エポキシを使って全体を接着します。全体が正しくはり付いたら車輪とフォークを取り付け直線になっているかを見ます。もしも、正しい位置になければもう一度接着し直します。
全体を接着する際にはフレームにカバーをかけてタケやその他の部品に接着剤が付かないように注意してください。この作業にはヘンプフィルターを使い少量の接着剤から始めてください。
5. 自転車を仕上げる
接着工程が全て終わったらヘッドセットとボトムブラケットを取り付けます。この他にもクランク、車輪、チェーン、ハンドルバーそしてシートポストを取り付けます。全ての取り付けが完了すればタケ自転車に乗る準備は整いました。
よくある質問
1. タケ自転車はどれくらいもちますか。
正しい手入れをして適温に置いた場合は長期間の維持が可能です。
2. 内側には鋼鉄を使う必要がありますか。
この自転車は、シートポスト、ボトムブラケット、ドロップアウトそしてヘッドセットに等級付きアルミ二ウムを使っている以外は95パーセントをタケから作っています。
アドバイス
- 適切な予防措置として必ず手袋を使用して下さい。
- 間違いを防ぐため計測は正確にしてください。
- 自転車に乗る時はヘルメットの着用を忘れないようにしてください。
注意事項
- タケは硬く丈夫になるまで加熱してください。
- 接着工程は部品どうしが貼り付かないように注意してしてください。