太陽光を有効利用して実用するためにはいくつかの問題点を克服す必要があります。しかし小さなところから始めることはできるわけで、すこし努力すれば家一軒ぐらいは賄えることができます。ＤＩＹでできる経済的な方法を見て行きましょう。
難易度
中級といったところでしょうか。ドリルや電気接続の基本知識は必要ですが比較的簡単にできるはずです。
所要時間
必要な道具が揃っていれば１－２時間で済むはずです。休みの日の午後に手軽にできるＤＩＹプロジェクトです。
必要な材料
１．１２Ｖ以上の小型ソーラーパネル
２．１２Ｖ再充電可能電池
３．端子をカバーする電池ボックス
４．１２Ｖ直流入力式充電コントローラ
５．直流から交流に代えるインバータ
６．マルチメーター
７．断熱ワイヤ
８．ワイヤはがし機
９．ドリル
１０．伸縮コード
必要経費
＄３００以下で発電機は作れるので安く上がります。ソーラーパネルは＄１００位で、運がよければバーゲンで＄５０－６０で手に入ります。バッテリーボックスは＄２５位、その他の部品も＄５０－１００位が相場です。
説明
１．ドリルでマルチメーターを取り付け直流入力を電池ボックスの上に取り付けます。
２．ワイヤを接続します。
３．ソーラーパネルと直流入力もしくはアダプターに繋ぎます
４．直流インレットを電池に繋ぎます。赤はプラスで灰色はマイナスにつけます。
５．電池をインバータに取り付けします。電池の中には入出力ターミナルが別のものもありますから注意しましょう。その際は出力ターミナルはインバータ、入力は直流インレットかアダプターにつけます。ターミナルが１つしかない場合は両方が同じターミナルにつながれます。
６．伸縮コードを使って部品をひとまとめにします
７．もう一度全体をチェックして完成です
よくある質問
１）クルマのバッテリーは使えますか？
クルマのバッテリーは質が違い、主にエンジンのスタートに使われるものですから連続使用のできる充電電池が必要です。
２）どのインバータがおススメですか？
高いものは良いものです。必要電量を調べた上でＴＶ用は６０Ｗ、ＤＶＤは２０Ｗの場合は合計８０Ｗなど、必要に応じて選びましょう。
３）直流インレットやアダプターはどの程度必要でしょうか？
これが無ければショートしてしまい電池にダメージが加わってしまいます。
ヒント
１．環境の為にグリーンな充電式電池を専門会社から買うのも良い手です。
２．子供の手の届かないカタチで取り付けるのならば電池カバーは買う必要はありません。
３．直流インプットの参考にはドライヤーや照明などが適しています。
４．プラスとマイナスは絶対に間違えないようにしましょう。
５．接続はマイナスを先に
６．最初は充電に６－８時間、最初の週は１－３時間かかるのを頭に入れておきましょう。
７．困った時は図に描いて専門家の意見を聞きましょう。
気をつける点
１．接続はワイヤ１つずつ。そうしないと混乱してしまいます。
２．接続している最中はソーラーパネルはカバー掛けして守っておきましょう。
３．大きな規模にも応用できますが、まずは小さなサイズで始めましょう。
