お部屋のスペースを有効活用できるロフトは便利ですよね？しかし、カーボンフットプリントを増やして環境に悪影響を及ぼさないように気をつけましょう。どのようなことに気をつければエコフレンドリーにロフトを取り付けることができるか調べることが必要です。まずは材料が地元のものであるものを使うようにします。またリサイクル素材は有害化学薬品の使用されていないものを選び、壁や屋根には品質の良い断熱材をつかって省エネに気を使うようにします。太陽電池パネルの取り付けもいいアイデアで、日中に降り注ぐ太陽光の有効利用には最適です。エコに行くことは環境にやさしいだけでなく電気代の節約にも大きく寄与してきます。ここではそのようなエコ効果をもった６種類のロフトの例を見ていきましょう。
１．フェルナンダ・マーケス建築社のエコロフト
フェルナンダ・マーケス建築社は２０１０年の「カサ・コル」展示会でエコフレンドリーなロフトを発表しました。特に今流行の継続使用性のデザインが注目を浴び、室内外共に木目調でカントリーの見た目を醸し出しています。照明にはＬＥＤを使用し省エネを実現しているほか、柱にはバヒアで採れたオリジナルの木の幹を使用しています。部屋の窓は床から天井まで広々と窓のスペースがとられ自然光をたっぷり吸収します。また、緑もたくさん利用されて自然の雰囲気をふんだんに取り入れています。やはり何と言っても柱がコンクリートではなく天然の木であるのが最大の特徴でしょう。
２．ジョール・サンダースのグリーンペントハウス
ジョール・サンダースの作り出したエコフレンドリーなペントハウスは「マシュー・ブレッソ・ロフト」と呼ばれ、３２００平方フィートのロフトは自然をふんだんに意識したデザインに仕上がっています。室内も自然繊維、木、野菜などに彩られておりグリーンさを前面に押し出しています。ロフトのなかを仕切る壁代わりに植物が使われているのが目に留まります。
３．モダンスタイルなモスラー・ロフト
アメリカ国内の各都市では、住居スペースに限りが出てきている現状を踏まえて新築の家にはロフトが多く用いられています。このモスラー・ロフトはワシントン、シアトル近郊に建てられました。インテリアの特徴としてはたくさんの大きなサイズの窓で、景色を楽しみながら太陽光を無駄なく取り込む作りになっています。そのほかにも雨水の有効活用や太陽電池の利用も取り入れています。屋根部分はガーデンとして使われており開いたスペースに太陽電池パネルが設置されています。最大の特徴は雨水を再利用してガーデンの水やりやトイレ用に活用している点です。
４．グリーン・ソーラーパワー式
エコホームの最新形は古い建物を太陽電池を利用するロフトに変えようとするものです。このコンセプトはサンディエゴの古い倉庫郡で実現化されました。ジョナサン・セガールによってデザインされたこの建築物は２万平方フィートのスペースを有効活用して、全体の５０％が太陽電池エネルギーを利用しています。これはまさに使い古された建物を再生利用式のロフトに変身させ、住居スペースに改修させた良い例です。
５．バルセロナのエコフレンドリー・ロフト
スタジオ「ブオング」はスペインはバルセロナに新たに素晴らしいできのロフトを完成させました。このロフトはどちらかというと聖なる場所のような雰囲気で自然に囲まれ身も心もリフレッシュできます。インテリアデザインには窓が上手に配置されており明るい雰囲気とテラスの眺めを与えてくれます。壁は白を基調にして広々としたイメージを感じさせます。まさに明かりと周辺の緑を上手くミックスさせたデザインといえるでしょう。
６．回転式ＵＦＯロフトのソラレナ・ドーム
ソラレナ・ドームはＵＦＯの形をした回転式ロフトです。円盤型のこのエコホームは天窓を廊下に施しており、ＦＳＣ規格の木によって建てられた強度抜群の住宅で、巨大地震やカテゴリー５のハリケーンにも耐えられます。木製の家ですがコルク部分を通して断熱もでき、天井には太陽光を有効に取り入れる天窓が設置されています。家自体はエネルギーをほとんど使用せずに３６０度回転し、室内への太陽光の有効摂取、太陽電池パネルに効率よく太陽エネルギーを吸収させる効果を発揮します。
