地球を守ろうという意識が高まる中、自動車業界も温暖化ガスを減らして燃料を節約する動きを強めています。俗に言うプラグイン・ハイブリッドは電気モーターと通常エンジンの２種類のエンジンを持っており再生エネルギーを効果的に利用しています。機能には妥協をせずに経済的な利点があるのです。最初に用いられたのは１９００年でポルシェのハイブリッドでした。ここでは５つの例を挙げていきます。
１．フォード Ｆシリーズ ハイブリッド・トラック
２０１３年の販売開始を目指してアメリカで人気を得ているフォードからの一台です。プラグイン技術はアズーレ・ダイナミックス社によって開発され素晴らしい成果を挙げており、Ｆ３５０とＦ４５０の両モデルに搭載が見込まれています。
Ｆ５５０に関しては耐久度も高くトラック向きで、全体の三分の二は電気、残りはガソリンなどによって対応されます。
２．プラグインハイブリッド
シカゴ・オートショーでお披露目されたキアのレイ・プラグインハイブリッドはただのグリーンカーではありません。ピーター・シュレーヤー氏の率いるチームによってデザインされたこのクルマは、心がこもっているのが感じ取られ、外見の美しさと機能の充実度は感嘆ものです。
空気抵抗デザインも見事で、一度のリチウムイオン電池の充電で５０マイルも進めます。ガソリンで補強されると再充電無しで７４６マイルまで走行可能です。パワーのほとんどは前輪に使われ、他の部分には１．４リッターガソリン駆動が当てられます。電気のみ、ガソリンのみ、そして他のモードでも走行できるのが珍しい点です。
充電機能に関してはブレーキ時の充電、屋根部分のソーラー電池が利用されます。スピーカーも最小限の電力使用で最大限の出力を発揮します。このクルマには期待しましょう。
３．アコード・ハイブリッド
ロサンゼルスのオートショーで展示されたホンダ・アコードは２０１２年に商品化される予定です。電気モードとハイブリッドモード、そしてエンジンダイレクトモードがあり、電気モードでは６ｋｗｈのイオン電池と１２０ｋｗの電気モーターを使って１０－１５マイルを最高時速６２マイルで走行可能です。２リッターエンジンを使用して１６１馬力まで可能です。
充電は普通の電気ソケットからだと３－４時間、２４０Ｖソケットからだと１－１．５時間です。
４．ボルボ Ｖ６０ プラグインディーゼルハイブリッド
中型サイズですが機能は満載です。電気モードでは３０マイルを最高時速６０マイルで走行可能で、エンジンは２．４リッターＤ５ディーゼルに電気モーターが付いて６４０Ｎｍトルクで二酸化炭素は４９ｇしか必要としません。加速機能も抜群です。
５．トヨタプリウス
２０１１年のフランクフルトモーターショーで初めてお披露目されたこのプリウスは２０１２年後期に販売が開始されました。トヨタ初のハイブリッドカーとして知られています。
パナソニックとのコラボで４．４ｋｗｈのリチウムイオン電池を開発し、１４．３マイルまで走行が可能です。最高時速は６２マイルで、電池の充電時間は１２０Ｖで１８０分、２４０Ｖで９０分です。
世界中で販売されることになり、毎年５００００台の販売が見込まれています。価格はおそらく＄３２０００あたりでしょう。
