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生物分解が可能なロボットがついに出現

人類はいつの時代もつまらない危険な仕事をこなしてくれるロボットの開発にいそしんできました。しかしどうやらもう一歩進んだロボットが登場する日もそう遠くはないようです。これが実現すれば危険な仕事はロボットに任せてその他の大事な仕事に集中することができるようになります。では、環境に対する影響はどうでしょうか。ロボットに使われるのは人工の生物分解不可能な材料なのです。

現在のところロボットはプラスチックと鉄でできており、どちらも強度には優れているものの環境に対してはやさしくはありません。ですからロボットの使用が終わった後は人工的に分解しなければなりません。この過程は時間のかかる面倒な仕事で、全部を再利用できればいいのですがそうでない場合はわたしたちの生活環境に悪影響を及ぼすことになりかねません。

そこで今回ブリティッシュ大学のロシター教授、イオアニス・レロプーロス教授の研究チームが実行した自然回帰可能なロボットの開発のようなプロジェクトが必要になってくるのです。2人は使用が済んだ際に安全に生物分解されるようなロボットの開発を目指しています。

これが成功すれば使用済みのロボットをいちいち回収処理する必要がなくなり環境にやさしく自然にロボットを処理することができるようになります。環境へのインパクトが全くなくなるロボットが実現すれば、人類にとってどれほど素晴らしいことでしょうか。またこのプロジェクトが成功すれば、ブリストルロボット工学研究所で開発された生物資源の消費で生産されるエネルギーで動く「エコボット」への適用も十分可能です。

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