ドリーム・ハウスを建てているのなら、機械空調に投資せずに、自然空調の家への取り付け方をデザイナーに相談しましょう。家を正しくデザインしたいのならば、エアコン使用の必要性はなくなります。環境にやさしいデザインのルールやエコ・デザインに見識のある建築家が助けになってくれるでしょう。
1. 立地
自然換気を導入するのであれば、家の立地が非常に重要になります。これは、環境にやさしいデザインの重要な部分です。家の建築においては、太陽や自然風の角度が考慮されるべきなのです。
2. 通風
家全体に通風が行き渡るように、できる限り開閉窓を設置すべきです。自然空調は概して通風次第なのです。
3. 窓
自然風を家に入れるならば、窓は非常に大きな役を果たします。これを達成するのに役立つのは、高窓や採光窓です。高窓が開閉することで、「煙突効果」が生まれるのです。これに関し、低い窓と高い窓が同時に開いている際には、シンプルな科学作用が働きます。冷たい空気は低い窓から入り、熱い空気は高窓から外へ逃げていくのです。このようにして、絶え間ない空気循環が家の中に生まれます。
4. ガラス窓
設計者は、東や西の壁よりも北や南の壁にガラス窓を設置するべきでしょう。朝や夕方に太陽の角度が低い際には、東や西側からの太陽熱の進入を減らすことができます。
5. 張り出し
大きな張り出しも、設計者は考慮すべきです。これにより、壁やガラス窓を太陽熱採取から避けることで、自然換気につながります。
6. 断熱
壁や天井の断熱は、自然換気において重要な役割を果たします。超断熱の壁や天井はベストな選択です。スプレー式の泡状のものもあります。この大豆ベースの泡は隙間を全て塞ぐ上に、環境にもやさしいのです。
7. 換気
棟・下端・切妻の通気口は、屋根裏部屋や丸天井の通気を助けます。適した換気により、家の中の熱は大幅に減少します。
8. 屋根材料
反射色もしくは明るい色の屋根の材質を使用すれば、太陽光線を反射することができます。アルベドというのは、反射量を表す単語です。これについて、29%を目指すのがお勧めです。これにより、パフォーマンス率が分かります。
9. その他材料
私有車道、玄関灯、歩道は明るい色にすべきです。歩道には、アスファルト材は使用すべきではありません。熱を吸収する暗色の材質を通過することで冷たい空気は温かくなるので、色というのは非常に重要です。家を温めないよう、室内に入る際に空気が暗い色の材質を通らないようにしましょう。
10. 風景
家の壁の周りの植物は、熱を吸収することで知られています。これにより、室内に熱が溜まるのを防ぐことができます。
自然換気のために他にも様々な方法があります。全ての室内スペースに天井ファンを設置するのです。ファンは省エネのものを選んでください。もしくは、窓には全て低いE4ガラスを設置してください。白熱灯ではなく、涼しく高効率の灯り源を使用しましょう。これにより、室内の熱を減らすことができます。CFLやLEDも良いですね。これらは他の製品よりも高いですが、長期的に見ればもたらす利益がより大きくなっています。また、卓越風に45度の角度で家を建てることで、通気を良くすることができます。
