従来のフェンスは電気柵のように合理的なものではなく、動物への効果もありません。代替電力の入手に問題があるのであれば、ソーラーパワーの電気柵を取り付けましょう。以下が取り付けに役立つガイドラインです。
難易度:やや難しい
作業時間:約1時間
必要なもの:
1. フェンス充電ユニット
2. 支柱
3. シャベル
4. テンショナー
5. 絶縁体
6. 針金または金網
作り方
1.目的を決める
まずどんな目的で柵を使うのかを決めます。それによってどんな柵のシステムを使うかを決めることができます。Red Snapprsのサイトで、柵システムの基本的な設計を知ることができます。あなたの優先順位と必要性に応じて、どんな柵をつくるのかを決めましょう。
2.必要なものをそろえる
次にソーラー駆動の電気柵作りに必要な充電器やその他の必要なものをそろえます。インターネットで探すこともできますし、システムを比較したいのなら工具店に行ってみましょう。
3. 柵を組み立てる
コーナーの支柱部を立てることから取りかかります。支柱を立てたら、支柱間に紐を張ります。これがコーナー間の一直線上に支柱を立てていくための目安になります。支柱を立てたら金網や針金を張ります。そしてテンショナーと絶縁体を取り付けます。
4. 接続する
柵の一端の頑丈な土台表面に電気フェンス充電器を設置します。取り付け面は南向きの直射日光があたる木製支柱にします。充電器の近くに浅い溝を掘って、そこにたくさんの接地棒を差し込みます。その後接続をします。マイナスのリード線は接地棒に、プラスのリード線はフェンスに接続します。
5. 充電する
直射日光で24時間以上充電します。柵に通電したら、定期的に柵の電圧をチェックします。安全のため、テスターを使いましょう。
良くある質問
機材はどこで購入できますか?
地元の工具店ならどこでも購入可能です。
優先順位はどうやって決めるのでしょう?
柵のタイプは、あなたが家や農場から出したくない動物によって異なります。またその他どういった目的で柵を使いたいのかも考えましょう。
ヒント
1. 乾燥した土は電流導体としての性能が劣ります。乾燥地帯で長い柵を設置する場合には、柵に沿って等間隔でより多くの接地棒を追加する必要があります。
2. 取り付けには電気を扱う作業が多いので、細心の注意を払って作業しましょう。電気の伝導が悪いゴム製の手袋や靴を身につけましょう。
注意点
1.通電している柵の近くで作業するときには、ゴム底のサンダルや靴、ゴム製の手袋を着用します。ゴムは電気伝導が悪いので、高圧電流のショックからあなたを守ります。
2. 新しく電気柵を設置したときは、動物に注意することが必要です。柵に触れると動物は軽い衝撃を受けますが、ショックを受けた動物は柵からはなれるのではなく柵を突き破ろうとするかもしれません。動物は予想外の反応をすることがありますので、動物が柵に近づかないように訓練する必要があります。ことが起こってからでは遅いのです。
3. 柵周りに雑草が伸びていないかチェックしましょう。柵から周りに伸びた雑草を通って電気が漏れてしまうからです。こうなると柵の意味がなくなります。柵が効果的に機能するよう、常に柵周りの草を刈っておく必要があります。