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持続可能な建物ののための7つの環境に優しい手法

green innovations for sustainable building

環境に害を及ぼすということについて語るとき、それはプラスチック等の使用についてだけではなく、私たち自身が住む建物についても含まれます。環境庁の調査によると、英国内の炭素排出量の45%以上が、建物によるものです。

建物の建設には、環境に害を及ぼすいくつかの原料が使われています。そこで建物の建築を環境に優しく変えてみませんか?いくつかの簡単なことを取り入れるだけで、環境に優しい建築にすることができます。あなたはただ、場所や原料の性能、エネルギーや水の効率、建物の見た目や建設にあたる人たちの健康や安全性に配慮すれば良いのです。こうした配慮は、新しい建物を環境に優しいものにするために必要ことであり、それでは既存の建物についてはどうなのか、と疑問に思われるでしょう。電力管理や適切な断熱、水の効率的な使用などにより、既存の建物もより環境に優しいものにすることが可能です。ゼロカーボンの建築プロセスを可能にする最新の技術を新しい建物の建築に利用することが可能です。

ここでは、持続可能な建物の新しいアイディアをいくつか見てみましょう。

 

1. 家と窓の位置決めと日光通過率

これは新しい技術ではなく、とても役立つ新しいデザインです。家を出来るだけ多く太陽光に触れさせることで、陰になる部分を最小にします。全ての窓から太陽光が室内に取り入れられるように窓の位置を決めましょう。高窓はより日光を取り込みやすいので、北向きの部屋でも太陽光を取り入れることができ、暖房や照明にかかるお金の節約になります。屋根は、可能な限り熱を吸収できるような角度にしましょう。そうした角度に作られた屋根にソーラーパネルを設置すれば、最大限に日光を取り込むことができます。

2. リビングルーフ/リビングウォール

リビングルーフ(生きている屋根)やリビングウォール(生きている壁)は、新しいアイディアです。夢想的な環境保護主義者のアイディアのようですが、これにはいくつかのメリットがあります。セダムなどの植物を屋根の上で育てれば、建物の過熱を防ぐことが出来ます。これらの植物は熱を吸収するのと同時に、流れ出す雨水も軽減します。また、この屋根ではその地域の植物を育てることも可能です。壁で植物を生育させる技術にはまだ開発の余地がありますが、壁に適切な植物を選べば夏には陰をつくり、冬には日光を取り入れることが出来ます。

3. 対流換気システム

単一の空気の流れを作るためには、まず家を適切に断熱する必要があります。室内の温められた空気が、室外から入ってくる空気と接触して外に出ます。このプロセスでは屋外から入った冷たい空気が屋内に入り、熱が伝達されます。

4. 流出水回収

流出水回収には複数のメリットがあります。回収した水を浄化して家で使用することができます。また大雨のときに流出した大量の水が川に流れ込んで洪水になるのを防ぐのにも役立ちます。同時にコンクリート表面を流出する水がなくなれば、汚染を軽減し、川に流入して生物に悪影響を与えたり、飲料水源を汚染したりすることにつながる過剰な栄養素やバクテリアの繁殖を防ぐことが可能です。

5. 環境に優しいレンガ

現在では、いくつかの建築製品が容易に作れることをご存知ですか?こうした製品は簡単に作られるというだけでなく、従来のレンガに比べて使用も簡単です。軽量でありながら断熱性も優れています。発泡体とコンクリートを混ぜて使えば、強度を増すことができます。

6. リサイクル原料

環境に優しいということは、最新の技術を使っているということだけを意味するものではありません。棄てられたり使い残された原料を利用するということでもあります。リサイクル原料を使って建物を建てることの唯一の問題は、リサイクル原料で作られる建物は、原料に合わせて設計されるということです。しかし、だからといってリサイクル原料を使って建物をつくることは出来ないということではありません。キッチンカウンターや床、窓などを作ることができます。リサイクル原料から作られた断熱材やレンガといった建材を使えば、炭素レベルも下がります。こうした材料は墓石やタイヤメーカー、 リサイクル用の空き瓶入れから安く手に入れることが出来ます。

7. 高性能ビル

高性能ビルは、人が必要なことを感知します。例えば人が誰もいない部屋の照明を自動で消したり、必要な場所にだけ暖房や冷房を集中させたりします。建物が熱を必要とする場合これらのシステムが効果的に働き、特定の窓や通気口を開けることにより空気の対流を作って熱を得ます。

 

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