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木の樹皮を脱色して家具に

エコフレンドリーな家具といえば、普通は継続使用的に使われる木材や竹など、環境にダメージを与えないものが浮かびます。先進的な家具メーカーは段ボールや再利用木材でいろいろ試していますが、ゼロック・キムさんはさらにその上をいくカタチで、ベニヤやラミネートの代わりに木の樹皮を利用した家具を作りました。

韓国のデザイナーのキムさんは住宅用や家具用の倒木から取り余った樹皮を採用しました。普通は木の暖炉メーカーなどに売られていく樹皮、つまりあまりものの素材を有効利用したのです。

しかし、キムさんの方法では木製品の表面を覆うようにして樹皮を利用するのです。彼のコレクションの一部として自然色の雰囲気を出した韓国風に仕上げてあるのです。モダンと伝統を織り交ぜた歴史あふれる見事な一品です。染色技術は生地用に使われるのですがそれを家具に応用して独特のフィニッシュ感を出したのは見事です。

この技術は使わなかったら捨てられてしまうだけの樹皮をうまく利用して見事な家具の表面仕上げに用いています。また、化学薬品を使った特殊仕上げ材も必要としないのも素晴らしい点です。

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