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トゥクトゥク・ファクトリー社がヨーロッパ市場でeトゥク・ベンドを発売

ヨーロッパ人であれば「トゥクトゥク」とは何かを知らなくても、べつに非難されはしないでしょう。この名前を聞いたことがある人たちは、おそらく、エキゾチックなアジアの混合った街道を疾走する古くて騒々しくてプリミティブな乗り物を思い描くでしょう。でも実は、トゥクトゥクとはエンジン付きの人力車または乗客を乗せるキャビン付きの3輪車すべてを指しているのですよ。さて、もうすぐヨーロッパでもこの一風変わった機械がストリートに現れるでしょう。オランダのトゥクトゥク・ファクトリー社が最近、オリジナルの電動トゥクトゥクの開発を始めて、ヨーロッパでの販売を目指しています。

e-tuk Vendo

数週間前に、トゥクトゥク・ファクトリー社はオール電動式3輪車「eトゥク・ベンド」を発表しました。どうして電動にしたかというと、アジアで使用されてきた従来のガス発電によるトゥクトゥクでは、ヨーロッパの品質と安全性、環境への要望を満たすことができないからです。

このeトゥク・ベンドは70キロメートルの距離を走行することができ、停車しているときには充電することができます。パワフルなバッテリーは強力で、車が動いているときには搭載されている冷却装置まで稼動し続けることができます。トゥクトゥクは目的地に到着すると、ウォーターポンプや冷却装置、他の搭載機器が電力を消耗しないようにメイン発電装置に接続しなければなりません。電力を補うために、eトゥクの屋根にはソーラーパネルが設置されています。

この3輪車は72ボルトACモーターを使っており時速50キロメートルまで速度を出すことができるため、公道でも走れます。後ろに3メートル×3メートルの空間があり、荷物を積むためのトランクとしても機能します。サイドカバーはスライドさせて開くと天蓋になり、折りたたみ式のテーブルを引っぱり出すこともできます。

トゥクトゥク・ファクトリー社はすでにいくつかのバリエーションを考案しています。後部に3座席があるeトゥク・クラシコや、後ろに6座席あるeトゥク・リモです。基本モデルは2万4千ユーロで販売される予定ですが、入手までに3〜4ヶ月待たなくてはいけません。

参考サイト:Prnewswire

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