イントロダクション
近年、注目を集めているソーラーパネルを使えば、地球上の食物連鎖に介入せずに太陽エネルギーを捕らえることができます。光電池はすばらしく、原子力発電所のような働きをします。太陽光はソーラーパネルの内部にあるシリコンの助けをかりて、電気に変換されます。そのシリコンはダイオードの中にも存在するため、ダイオードを集めることによって光電池パネルのようなソーラーパワーを作り出すことができます。
ダイオード型ソーラーパネルを作るために必要な物
1. マルチメーター
2. スイッチ切り替え式ダイオード
3. ハロゲンランプ
4. 回路板
ダイオードを作る手順
1. ダイオードについて知りましょう
ダイオードとは、電子製品の各パーツに欠かすことのできない小さな部品です。これを用いると電気回線のバルブのように一定方向に電気が流れます。ダイオードにはプラスとマイナスの両極があります
2. 回路をつなげましょう
ソーラーパワーを発電するために、下記の2通りの方法でダイオードを配置できます
a) 一列につなぐ:一列につなぐと電流量を少なく抑えながら最大電圧量が得られます。電圧量を上げるためにはダイオードをプラス極からマイナス極へと繋がなくてはなりません。
b) 並列につなぐ:少ない電圧で最大電流量が得られます。
3. マルチメーターを調節しましょう
ダイオードは少ないエネルギーしか生産できないため、マルチメーターを最小電圧量、すなわち200ミリボルトに調節します。光源を用意して、マルチメーターの探針を両端に取り付けます。自動設定メーターの場合はこのステップを省いてください。
4. 光源を当てましょう
太陽光に直接当てれば、ダイオードは最大限の電気を生産することができます。太陽光を直接当てることができない場合はハロゲンランプを用いるとよいでしょう。ダイオードに触れないでできるだけ近い距離にハロゲンランプを置きます。
5. 測定しましょう
マルチメーターを正しい電圧量に調節して、探針を回路に接触させ、照明のスイッチをオンにするなど、すべてのセッティングを行なってください。ゼロから数百ミリボルトへと電圧が一気に上昇します。可能な最大電圧量は300ミリボルトです。
最後に
効率が悪いダイオードであれば、モーターを動かしたり照明を点けたりするための十分な電力を生産することができないこともあります。エネルギー消費量が、光源から得られるエネルギー量を超えることもあります。そのため、電力を十分に生産できないダイオードが多々あるかもしれません。その点、ツェナーダイオードであれば3ボルトまで生産することができます。
参考サイト:Madscience