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障害者用スロープをリサイクル素材で作りましょう

wheelchair ramps

たいていの人たちは神様のおかげで、家から出かけたり帰ってきたり、戦いへ行ったり、電車に乗り降りしたりを、簡単にしています。その一方で、このような当たり前のことが簡単にできない人たちもいます。からだの特定の部分、とりわけ手足がうまく機能しないことが、その大きな原因です。そのような人たちは日常生活のさまざまな動作を行なうために、いつも他人の助けを必要としています。しかしテクノロジーが発達とともに、障害がある人々を手助けしてくれる発明品がいくつも出てきました。障害者用スロープを作ることも、このような素晴らしい一例です。ハンディキャップのある人たちが抱える問題を一気に克服してくれるのですから。かれらの苦労を大いに軽減してくれます。他人の手助けを借りずとも、自分だけでやりたいことができるのです。病院ではスロープを使うことは、もはや当たり前になっています。

1. 素材が選べます

どのくらいの期間にわたってスロープが必要になるかという基準で、素材の選択をします。一生涯スロープを必要とされるのであれば、コンクリート製が一番良いでしょう。他にも木製やアルミニウム製のスロープがあります。木製スロープは見た目がとても美しいのですが、あまり選ばれない大きな理由は、費用が高くつくからです。メンテナンスにも費用がかかるので、いくらくらいスロープの維持にお金をかけられるのかによるでしょう。アルミニウム製スロープも素敵ですよ。コンクリートのように、耐久性に優れています。ただ、コンクリート製スロープには1つだけ大きな問題があるのですが、他の素材と比べて設置するのがとても難しいということです。

2.常設ですか、仮設ですか?

障害者用の仮設スロープを設置することは簡単です。それには多くの理由がありますが、何より使用期間が限られているのであればそれほど多くのことを考慮しなくても良いからです。仮設スロープを設計するためのベストな素材は木材です。なぜなら木は再利用できるから。それに環境への影響もずっと少ないからです。一般的に、仮設スロープが作られるのは、身体にハンディキャップがある人が自宅にやって来るときです。このような機会はあまりありません。

仮設の場合と比べながら、常設スロープを作ることを考えてみましょう。このタイプのスロープには、アルミニウム製やコンクリート製がぴったりです。これらの素材も環境への影響はありませんので、とても人気があります。

3. 設計手順

障害者用スロープを設計することはそれほど難しいことではありませんので、自分でもできます。下記がおもな手順です。

a.  まず最初に、スロープの長さと幅を決定します。

b.  次に、状況や必要性にあわせて素材を選びます。たとえば、仮設なのか常設なのかも大事な要因になります。

c. 

適切な寸法に部品をカットします。用途にあった道具を使用して、切りすぎないように注意してくださいね。

d.   鉄くぎやコンクリート、溶接などの方法で部品を接合します。素材のタイプによって接合方法を決めてください。

e. 

スロープを設置します。それほど地中深くまでは埋めてはいけません。深すぎると車イスのバランスをとるのが難しくなってしまい、乗っている人に危なくなります。

f.  最低1日はテストしてみましょう。少なくとも5人乗っても大丈夫か、しっかりと確かめてください。

g.  最後のステップですが、スロープと地面の接合部分の仕上がりをきれいにしましょう。スロープと同じような素材を使ってください。ハンディキャップのある人の安全を守ることが、一番の目的です。

h.  色を塗って見た目を美しく仕上げましょう。

4. 留意すべき点

障害者用スロープを設計するときに留意しなければならないことがたくさんあります。基本的に、障害者用スロープは家の造りやスペースの大きさ、基礎となる地盤など、さまざまな条件に関わっています。傾斜をつけすぎないほうが良いでしょう。昇り降りがとても困難になってしまいますから。障害者用スロープは少なくとも1.5インチの傾斜をつけるように設計しましょう。全体の幅も非常に重要な要因です。3フィートよりちょっとだけ幅を広くするのがコツです。こうすることでどんな車イスでも通ることができます。

ご自宅にスロープを設置するということは素晴らしいアイデアですよ。家族以外であっても、何らかの障害を負ってしまった人すべてにとって有益なのです。なぜなら、人間というのは骨折など一時的に障害を負うことが人生で幾度もあるからです。そのような時にこそ、障害者スロープはとても大きな助けになるのですよ。それ以外でも、重たい荷物を運ぶときなど、多目的に役立ってじつに便利なんですよ。

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