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パラッツォをヒントにした環境に優しいENI基金本部ってどんな構造?

イタリア都市の中心に鎮座するルネッサンス期の素晴らしいパラッツォが、ENI基金の新しい本部の設計にヒントを与えてくれました。このVIパラッツォENIをデザインしたのは、オランダのUNスタジオ社。イタリアはミラン市のはずれ、サン・ドナート・ミラネーゼにこの建物はあります。

VI Palazzo ENI

ENIは国際連合の外部団体で、近年はさまざまな差し迫った環境問題についてのリサーチ課題を遂行しています。非営利団体であり、持続可能な方法で人間活動の自然への影響を変えていくことや、もっと環境に優しい方策をとることに携わっています。持続可能な世界とは、歴史を参照しながら現代と伝統をうまく融合させることではないでしょうか。VIパラッツォENIは、10年以内に地元の配電網に電力をインプットする予定とのことです。

この建物は非常にコンセプチュアルな手法をとっており、多様な円形の構造体が組み合わされていて、それぞれが互いに関連し合っています。それぞれの構造体が中庭を有するように設計されており、それぞれの構造体の内部で緑の革命が起きているといえるでしょう。その構造体はとてもユニークです。建物としても実用的なだけでなく、中にいる人々や気近を歩く人々にとっても実用的です。その融合的な構造は、調和と平和、意志を内外の人々にはっきりと示しています。

参考サイト:Evolo

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