自転車は、クリーンでグリーンで、ヘルシーな移動手段です。体力を維持できますし、お金の節約になり、私達の化石燃料の消費もおさえます。都会の通勤者たちがよりエコに、そしてより快適に自転車に乗れるように、市場にはいくつもの環境にやさしいガジェットが出ています。ここではその中から５つをご紹介。
1. USBで充電するナイトバイクフリーライト
上の写真にあるパイントサイズのヘッドライトは、コミューターに焦点をあてたライトを製作する有名な会社であるBlackburnによって製造されています。これらのフリーライトはその軽さと、簡単な発光能力が特徴です。比較的思いニッカドユニットの代わりにリチウムイオン電池がこれらのコミューティングライトに使われています。これらのライトは小さいですが光沢があり、新しい太陽光パネルはバッテリーを充電するのにエコな電力を提供し、それに加えてコンピューターを使った仕事をする人達には便利なオプションであるUSB充電アダプターもついています。ライトのバッテリーを充電するには、ただUSBアダプターに２時間ほど差しておくだけ。また、自転車を停めている日中は、太陽光パネルを使って充電することもできます。 それによって集められた太陽光エネルギーはまた、バイカーの使っている小さなガジェットに電力を供給することも可能です。重さはたったの１７グラムというこのフリーライト、ヘッドとテールライトは３０ドルです。
2. 自転車で作動する電話の充電器
ペダルをこげばいつでもエネルギーを生成してますが、それはただ無駄になっています。携帯電話メーカーのノキアはこのエネルギーを、携帯を充電できるように集める考えを持っています。 同社は、自転車の車輪に発電機を取り付けて電力を生成する充電キットを導入しました。その充電器をつけてペダルを漕げば、そこで生成されたエネルギーが、自転車のハンドルバーに取り付けられているゴムの電話ホルダーに入っている携帯電話に充電されるのです。充電は、自転車を漕ぎ始める、時速６キロメートルの歩く速さくらいで開始され、自転車のスピードが時速１２キロメートルに達すると普通のノキアの充電器のように充電します。完全にバッテリーが切れた携帯を充電するこの方法はとても効率的で信頼でき、もちろん環境にやさしい方法です。
3. Eメーターズ
日本の企業、ブリジストンは、eメーターズサイクルメーターを世界にお披露目しました。eメーターズを開発した意図は、自転車が健康を維持する助けになり、また、二酸化炭素を削減することから、自転車を使った輸送を向上させることでした。自転車に取り付けられた eメーターズは、SNSウェブサイトに接続することができ、自分で自身のサイクリングのデータを管理することもできますし、そのサイトの他の人達と共有することもできます。 eメーターズは、走行した距離、平均速度、燃焼したカロリーなど、あらゆる種類のコミューティングの情報を記録してくれ、サイクリングを楽しいものにしてくれます。 更に楽しむための、eメーターズによって計算されたこれらの結果はSNSサイトにアップロードされ、その情報はサイトを閲覧しているほかの人達に伝達されます。そうしたこと以外にも、このエコなデバイスはまた、バイカーの環境保護活動に貢献します。 このデバイスは１４から２９インチの大きさの自転車のタイヤの上に取り付けることができます。データーは、非接触磁気センサーによって感知されます。eメーターズはUSBで、コンピューターにつなぐことができます。
4. モーティブバイクコンピューター
自転車と、人の健康面はもちろんのこと、地球の保護の面でも自転車に乗ることの利点を推進するために、FishoDeathは都会エリアの個人個人が自転車で移動して、より環境にやさしいライフスタイルを送ることに魅力を感じるようにモーティブバイクコンピューターを設計しました。 モーティブバイクコンピューターというこの小さなデバイスは、実はコンピューターとウェブコミュニティーが結びついたもの。トータルの走行距離、スピード、節約できた燃料の量など、日記のような情報は全てコンピューターに登録され、特別なウェブサイトにいるコミューターによって閲覧が可能です。このデーターはまた、自転車メーカーがより素晴らしい自転車を作るための一助にもなることでしょう。 このデバイスで使われているコンピューターの様々なパーツは再利用された素材を使って作られていて、より持続可能な方法で作られています。そのシステムは集中化されたハブを通してワイヤレスでソフトをグレードアップするのにもっと互換性があることでしょう。
5.自己給電する ‘レーザー’
混雑していく道路で、バイカーが危険に身をさらすことが多いので、人々は自転車で移動するのを恐れています。安全面の問題を考え、 産業デザイナーの Leonardo Manavella氏は、混雑している道でもバイカーの安全を確保し、より環境にやさしい方法で個々が通勤できる“レーザー”と呼ばれる製品を製作しました。車の大きさほどの楕円形のビームが自転車のところに投影されます。このビームの色は緑で、バイカーの周りにセーフティーゾーンを作り出しています。他の乗り物がこのセーフティーゾーンに割り込んでくると、緑のライトはレッドゾーンに変わり、何種類かの警笛の音を出します。発電機がこの“レーザー”を充電するので、他のエネルギー源は必要ありません。なので、この製品はペダルを漕ぐことで電気を生成し、環境にやさしい方法の通勤を推進するということで、エコ製品なのです。
