自然災害は恐ろしく、人の命を奪ったり生活を破壊したりします。地震や津波、洪水や台風をはじめその他の災害は本当に人の運命を変えてしまいます。家をなくし将来の不安に駆られます。専門機関や政府が通常は救助を提供するのですがそれだけでは十分ではありません。何もかもが失われた状態で生き続けるのは難しいのです。まず必要なのは避難所です。それでも限られた資源で安全なキャンプを建てるのは簡単ではありません。もっとしっかりとした解決が必要なのですが、ここでご紹介するのがそれです。
災害時の生存者の状況をよく踏まえたうえでこのプロジェクトは行われました。まず、一時避難所のオプションの可能性を見直してみました。次にコンセプトとしてスケッチによってアイデアを出していきました。Ｅポッドのアイデアが出揃ったところでプロトタイプの製造に至りました。エンジニアとも情報交換をうまく出来て、デザインの障害となる点も解決できました。最後に、一歩踏み込んだ機能を付け加えて完成しました。
Ｅポッドは一時避難所としては最高で、被災者に保護スペースを与えて家族がひとつになって比較的快適に困難を乗り越えていけるのです。
デザインはシンプルで長方形で壁の造りもしっかりしています。コストパフォーマンスを第一に考えてリサイクルしたポリエチレンでできています。素早く被災地に設置できるように製作も簡単です。ベッドは床に取り付けられていて簡単に設置でき制作費もポリエチレンのおかげで安上がりです。製作の時間もかかりません。
ソーラーパネルが屋根に取り付けられているので照明や暖房に必要な電力は確保できて快適さを保てます。また、家から持ち出したアイテムにも電力を使用できます。
基本的には開発者の不便を強いられる被災者に対する想いが詰まったデザインです。そのような場合にはオプションが限られていますが、このＥポッドは被災者の基本的な人権を守ります。このＥポッドのおかげで自分のスペースを確保でき、プライバシー・安全も与えられるのです。さらに見知らぬ人と水などをシェアする必要もなくなります。
この商品は自然災害の被災者に対する良い解決策でホームレスや難民用にも適しているものです。恵まれない人への想いが多くの人にカタチとなって届けられる一品です。
