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グリーン屋根つき高層ビル

グリーン性を高めたエネルギーの使用の高需要は、建築家の高層ビルデザインのカタチに影響を与えています。屋上部分で太陽光を活用してグリーンなエネルギーを発生させているのです。そのようなグリーン屋根を持つ10個の高層ビルを見て見ましょう。

1.中国信託銀行の場合

台湾にある中国信託銀行のビルはエコフレンドリーな建築でグリーン屋根が付いています。NBBJのLAオフィスがデザインしたこの美しい高層ビルは台湾の会社フェイ&チェン合弁会社との共同プロジェクトです。30階建てのうち21階が商業用で10階はホテルになっています。2012年までには2500万平方メートルにも及ぶ予定で自然な立地条件で太陽発電を使用します。屋上のガーデンは雨水も有効利用しています。

2.フェリペ・カンポリーナの案

ブラジルの建築家フェリペ・カンポリーナによる近未来的高層ビルは独立居住ユニットからなります。リビングユニットはOSBプレートから取られ、鉄のフレーム機構は独立リビングユニットから出来ています。壁は断熱機能が施され、各階の床にはレールが敷かれています。6つの独立ユニットは移動式で近所を邪魔せずに追加・削除できるのです。ビルには水のリサイクルシステムも付いています。

3.ムンバイのケース

アメリカの会社パーキンス・イーストマンはインドのムンバイ用の2つの高層ビルのデザインを披露しました。コヒノール高層ビルコンテストで明らかになったこのデザインは、一つ目が108000平方メートルの33階建てで2層階になった売店スペースがあります。二つ目は2つの中層ビルで、それぞれ66700平方メートルです。エコフレンドリータワーは再生エネルギーで発電し、屋上にはガーデンがあります。

4.都市と郊外の合体

スペインの会社ナビト建設の推進するユニークな高層ビルはUAEのアブダビにあります。このビルでは都市の暮らしと郊外のゆっくりとした雰囲気の両方が味わえます。ビル内のアパートの屋根にはガーデンが付いていてプライベート用アウトドアスペースもあります。

5.フジノポリス

イギリスの会社、ケン・ヤングが手がけるフジノポリスというデザインです。世界初のグリーンビルだということで、シンガポールに建てられます。15階建てのビルは各階に植物を植えることが出来、きれいに整備されたガーデンも各階にあります。エネルギーはソーラーパワーなどの天然資源を利用します。

6.アメリカの最高層ビルが生まれ変わる

アメリカで最も高いシェアーズ・タワーは$3億5000をかけて改装されます。この結果電気代が80%節約できて年間2400万ガロンの水も節約できます。このタワーには109機のエレベーターに16000個の窓があり、おそらく近い将来LEED承認も得るでしょう。改装の一部として屋上には太陽電池パネルと風力発電機が取り付けられます。そして35000平方メートルの屋上部分はガーデンになります。

7.ハイパータワー

このハイパータワーはフランスの建築家、ジョウベート・フランシスによって生み出されました。商業用・スポーツイベントにも対応し立体駐車場は2つのタワーをつなぐ形になっています。上へと伸びるこの駐車場は最上階がサッカー場につながっています。高層部分はスポーツ施設・住居で、低層階は店・オフィスそしてレストランが入っています。

8.スカイテラ

サンフランシスコのデザイナー、ジョアンナ・ボレックがスカイテラのコンセプトを考案しました。全体の構造はタワー同士のつながった形になっており、中には公園やガーデン、プールなどが入っています。タワーの高さは1600フィートです。

9.サボテンビル

カタールの政府用にGOグループがデザインした省エネ建築です。太陽の照射具合によってシェードを開閉できて植物栽培ドームも入っています。

10.ロドブレ・タワー

デンマークの会社MVRDVが、デンマークのロドブレ地方用にADEPT社との共同でデザインした通称「スカイ村」は、381フィートのビルに住居スペース・オフィス・ホテルに公園が入っています。エコフレンドリービルはコンパクトな646フィートの各ユニットからできています。

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