私達が知っているように・・・
エコで行こうというのは、世界中で言われている新しいマントラ（スローガン）です。この高尚な考えに触れられていないエリアはほぼないといっていいほどです。人々は、可能な方法すべてでより環境にやさしい世界にするために貢献したいと思っていて、今では環境にやさしい携帯電話まで発明されました。環境にやさしい素材で作られているので、そういった携帯電話は世界の環境に貢献します。そんな携帯電話をご紹介。携帯電話は私達の生活でなくてはならないもので、１つか、それ以上の数の携帯電話を一人で所有する人も多いので、こういったエコな携帯電話を持てば、例えその度合いが大きくなくても、確かに世界の環境にいいインパクトを与えることができるでしょう。
携帯電話で、有害物質や環境に危険な素材を使っていることは珍しくありません。実際、一般的な携帯電話には、かなりの割合の地球の環境にとても害を与える有害物質が入っています。 こういった携帯電話のほとんどはリサイクルされることなく廃棄され、それが毎年世界中でおよそ67000トンの有害廃棄物につながっているのです。
変わる必要性
普通の携帯電話は分解が難しいので、年間廃棄される携帯電話の中で再利用されるものは非常に少なく、ゆえに環境汚染と破壊にもっとつながっています。なので、今必要なことは、私達の意識を、生分解性の素材で作られた、エコ携帯電話に移すことです。これらのエコ携帯は、温室効果ガスを減らし、携帯自体の寿命も長くし、省エネで簡単にリサイクルできます。ですから、こういった環境にやさしい携帯電話は、気候の変化や地球温暖化に立ち向かうその助けとなるのです。
次は何か
1. Samsung 再利用できるエコ電話: リサイクルできる素材80％
何が新しいのか
Samsungリクレイム（再利用、取り戻す）の電話は、リサイクルできる素材を80％含み、そのようなタイプの電話としては初めてのものです。この電話のデザインは有機的なメカニズムとパッケージングで構成されています。この電話のケース部分の40％以上がコーンをベースとしたバイオプラスチックでできており、この電話は確実にエコ携帯の中でもユニークでしょう。 この電話、作るのには普通ではない、エコな素材を使うのですが、今現在のスタンダードな携帯に入っている機能は全て入っています。スリムで軽量なこの電話は、QWERTYキーボードや高速3G、スプリントTV、ウェブブラウジング、2MPカメラ、ミュージックアンドストリーミングのミュージックサポート、ビデオカメラ、Bluetooth、microSDメモリースロット、音声認識で作動するダイアル機能、長持ちするバッテリーと、他にもわくわくする機能が満載です。
どんな違いを生むのか
この電話は、何通りにもわたって衝撃を与えてくれます。まず、携帯電話を使う人が、環境にやさしい携帯電話を使うように奨励します。こういったエコ携帯が、普通の携帯が提供する機能全てを持っていることをユーザーが知り、同時にそのユーザーが環境改善へ貢献できる助けとなれば、ユーザーはそういったエコ携帯を使おうと思うことでしょう。 この電話はまた、携帯電話を作っているメーカーに、エコ携帯のデザインをもっと色々打ち出すよう後押しすることにもなります。それ以外にも、この携帯電話は、エコ携帯のスタンダードを作り、エコ携帯のメーカーに、エコ携帯に同じくらいの機能か、もしくはそれ以上の機能を搭載するように勧めるものでもあります。
2. Nokiaにより、新しい形を与えられたエコ携帯のコンセプト
何が新しいのか
Nokiaにとるこのエコ携帯コンセプトは、当初導入された時、普通の携帯電話と似ているように見えました。しかしその後、この電話はいくつかの変更がなされました。この電話は、環境にやさしい素材を使って作られていることが自慢であるだけでなく、また、様々なエコな特徴も自慢です。 まず、この電話は、作るのに使われている素材がリサイクル素材であるので、そこが普通の携帯電話と違います。 ケース部分はアルミ缶から採られたアルミニウムと、古い車のタイヤや飲み物のボトルから抽出されたプラスチックでできています。電話の内部もまた環境にやさしく、Nokiaのこの電話の内部には、古い携帯電話から採られたパーツが使われています。また、電話のバックライトが最低限に抑えられているので、バッテリーの消費を抑えてくれ、それほど頻繁に充電する必要がありません。
どんな違いを生むのか
このコンセプトは、エコ携帯を作るのに、リサイクルされた製品と、古い携帯電話のパーツを使う、そのスタート地点であるようです。このコンセプトフォンは、アルミニウムのような様々な素材のリサイクルを推進するだけでなく、廃棄される携帯電話のパーツを有効に利用するその一助にもなり、環境に与える有害な影響を削減し、環境にやさしくする助けとなります。
3. NTTドコモ スクラップ材の携帯電話のコンセプト
何が新しいのか
この携帯電話は、ケース部分が木で出来ている携帯としては初めてのものです。このスマートフォンは、日本の高知県行われる、森林を間引きするプロジェクトから出た余剰な木を使っています。この電話は、シャープ、オリンパスとのコラボレーションで、“モア・ツリーズ”というプロジェクト（日本の森林再生計画）の一環です。 電話は、木のもともとの色調や木目をそのまま保ち、色を変えるために人工的な着色は一切していません。 この電話はまた、酵母、虫や水に耐性があります。
どんな違いを生むのか
自然や環境にどのような形でも害を与えることなく、天然の素材を使っているという点が、この電話の特徴です。そして、この電話は、環境にやさしい素材で作られているからといって、機能に妥協をしているわけではありません。また、携帯電話の中の有害な物質の使用を大幅に削減するため、環境のバランスを回復するのに役立つのです。
