インドで空気自動車が実用化する日は近い!?

インドはグリーンエネルギーの最先端ではないのでしょうが、だんだんと世界に追いつきつつあります。グジャラート州に広大なソーラーパークを作ったり、インド最大の自動車メーカーであるタタ・モーターズ社が圧縮空気で動く車のテストを行なっていると発表したり。インドはゆっくりですが再生可能エネルギーにシフトしてきているようです。

Tata to test MID compressed air technology

タタ社によると、圧縮空気で走る2台の車のテストが済んだそうです。それらの車は内部燃焼タイプの車と同じような原理で動きますが、燃料のかわりに空気を利用してピストンを動かします。

これまでのところ、タタ社は空気で動く車を生産しようとしている唯一の自動車メーカーだといえるでしょう。2年前に日本のホンダ社が空気で走るコンセプトカーを発表しました。他方で、別の自動車メーカーであるゼロ・ポリューション・モーターズ社もアメリカ合衆国のために生産するつもりだと発表しました。しかし、まだ一つも生産できていません。

空気自動車の製造を妨げている原因の1つは、低いパフォーマンスです。もし自動車が圧縮空気だけで走った場合、せいぜい時速30から35マイルしか出ません。速度を上げるためには、内蔵の空気圧縮装置を使って、空気を大量に取り込まなければなりません。この装置は空気かガソリンで動かさなくてはならないでしょう。もしガソリンを使えば、温室効果ガスを大量に排出することになります。ガスで動く圧縮装置は適度にスピードを上げるためだけに作動します。

また、空気を蓄えるためのタンクが圧力に耐えるためには、鋼鉄よりも頑丈な素材を用いないといけないので、空気で走る自動車は短い走行距離しか走れないでしょう。さらに、ガソリンを満たすのに数分で事足りるガソリン車とちがって、タンクを空気で満たすのには数時間もかかってしまいます。

タタ社がこのような障壁を乗り越えることができれば、内部燃焼のエンジン自動車は終わりを告げることになるかもしれません。そしてインドだけでなく世界にとっても、従来の自動車から飛躍できることになるでしょう。

参考サイト:Zeenews

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