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YETA: あなた自身の緑のスペースを、いつでも、どこでも手に入れるための、柔軟な解決法

ある晴れた日に存在した建物が、次の日には消えてた、なんて光景をご覧になったことはありませんか?それって、カモフラージュみたいに聞こえますよね。でも、Yetaという、見える・(見えない)ハット(小屋)に関してはそれが本当のことなんです。 住宅兼文化的なタイプのプロジェクトとして、そのような種類のハットはイタリアで設計されています。このプロジェクトはLab Zero Architectureが手がけていて、そのハットの特別で革新的なデザインは、才能あるイタリアの建築家、Flavio Galvagni氏によって設計されたものです。 小さな建築物であるYetaは、何本かの木の幹を積み重ねた大きな塊のように見える、完全に木造の建物です。

YETA - (in)visible hut

仕様

この見える(見えない)ハットは、アルプス地方のトレンティーノ=アルト・アディジェ州にある民間の会社の組合によって建てられたものです。この組合はまた、ブレシアやローマでもそのようなYetaハットを建設しました。典型的なYetaハットは、長さ4.4m、幅3.8m、高さ3.3mの大きさの、コンパクトな建物。このハットは、輸送の際の柔軟さと組み立てが簡単で、軽いモジュールになっています。ゆえに、このハットは、ユーザーが必要とする場所にフィットすることもできるし、最初からその建物が存在していなかったかのように、別の場所に移動させることも可能なのです。

建物

Yetaは様々な構造を持っているので、異なる木材のタイプを、様々な色調や香りの木材で建てることができます。基本的なYetaハットは、シャワーのついたミニバスルームとミニキッチンがついています。また、冬の間暖かさを保ってくれる厚い二重ガラスと、 断熱された木の棚があります。ハットのデザインはクリエイティブで柔軟なので、使う人のニーズに合わせて、様々な方法で建てることができます。Yeta (イン)ビジブル(ビジブル=見える、インビジブル=見えない)ハットは、ミニ太陽光発電システムも設置されていて、環境にやさしい設計。その太陽光発電システムがあるので、電気のグリッドの必要がありません。なので、ハットはどこにでも建てることができて、持続可能なのです。

利点

このユニークなタイプのハットは、数通りの使い方ができます。森でちょっとしたシェルターが欲しい場合、そんなシンプルさもこのハットは提供してくれますし、公園や離れた場所で、研究ができる場所なら、独創的な研究所、実験室としての役割を果たしてくれます。山小屋、シェルターのように使うこともできれば、展示エリアのような使い方も。キャンプ場や公園のような自然の環境なら、このハットは皆さんのミニラウンジにもなります。Yetaは、瞑想したい人のためのスペースになれば、一時的な仮設住宅のような建物としても使うことができるのです。

その有効性

Yeta (イン)ビジブルハットの試作品は、顧客に、革新的なユニットとして市販することができるように開発途中です。このハットはユーザーに、様々な構成で提供されることになります。使う人がやりたいように、このハットの特別な構造をカスタマイズすることができるのです。このエコな建物は、ユーザーとして皆さんに対して柔軟であるだけでなく、周囲の環境や自然にとってもやさしいのです。

Via: Architizer

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