１都市として、アブダビはここ最近の歴史で素晴らしい高さにまで上りました。栄光ある文化の遺産と繁栄する資本主義で、この都市は今や世界のスポーツイベントも開催するようになりました。 もうすでに３０年以上、ザイードスポーツシティーにあるスタジアムでは、スポーツやサッカーのイベントを開催してきました。 その大きなスタジアムをスポーツシティーの建物の中心に変換したのは、２００９年の大規模な改修や改築でした。今、そこで行われる活動は、スポーツだけと制限されていません。文化的なイベント、 毎年恒例の式典、音楽コンクールや他の多くの社会的なイベントも定期的に開催されているのです。
２００９年FIFAワールドカップ開催の成功は、スタジアムに世界的な名声と栄光を与えました。４３，０００人以上の観客を収容できる、豪華な座席を有する巨大な規模のスタジアムです。 VIP席、ロイヤルボックス、コーポレートホスピタリティーボックスやメディアの設備が備わっています。 いくつものサッカーの試合がこのスタジアムで開催され、その全てが大成功でした。
この建物はまた、アブダビの焦点となり、結果として市の多くの施設の、積極的な再組織化がされました。重要な中心点を形成するこの建物はバスや地下鉄の接続を改善し、トレイルや歩道、歩道橋、屋外のスポーツのコートなどの発展をもたらし、そのエリアの全体的な成長と急速な発展をもたらしました。その結果、アブダビは多くのスポーツイベントの開催地となったのです。
しかし、前述したとおり、この建物は機能的に多目的です。 その大きさと素晴らしい技術のおかげで、ザイード・スポーツワールドは幅広い社会的、娯楽的なイベントを主催しています。スポーツとしては、ラグビーやサッカー、ボクシング、レスリングや他のスポーツがあげられますが、それ以外にも音楽のコンサート、オーケストラや演劇といった他の芸術的なパフォーマンスを催すのにも対応しています。多くの多国籍企業は、試合やコーポレートファンクション、イベントやキャリアフェアなどのためにこの建物を借ります。
美しさとエレガントさについて言えば、このスポーツ施設は比類のないものです。観客や、主催者が望む以上のモダンな快適さがそこには全てあります。建設にあたっては、アブダビの歴史と現在、そして未来の要素を取り入れています。 例えば、建物はとても現代的ですが、 伝統的なオープンマーケットで、その場所の歴史で重要な部分である“スーク”（イスラム圏のマーケット）に関する規定もあります。こういった理由から、ザイード・スポーツシティーコンプレックスは、その機能がスポーツだけにとどまらないので、ザイード・シティーコンプレックスと呼んだ方がよさそうです。 この施設はその姿勢と外見で、全て包括的に網羅しているのです。しかしその建物はスポーティーな外見を持っていて確かにスポーティーな特徴があるので“スポーツ”のタグ付けが合っているようですね。
Via: BurgeoningStudio
