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ミシンをヒントに、ペダル式照明

1つのペダルが大きな機械を作動するのに十分な動力を供給するという着想は確かに新しいものではありません。このアイデアは1846年にElias Howe氏がペダル式ミシンの特許を取って以来、衣料業界において使い続けてきました。この仕組みはその他に応用されてきませんでしたが、工業デザイナーMalvika Vaswani氏は自身のペダル式照明のコンセプトに大いに有用だと気付きました。このコンセプトは、学生デザイナーが技術者と協力して、エネルギーを節約する改装を既存のオフィス空間に加える、というEnergy Studioのコースの中で生まれました。この企画自体はBrown氏とRisd氏の合同企画であり、企画チームは技術者2人とデザイナー3人によって構成しました。

Pedal powered lighting

ペダル式照明は、エネルギー生産を小規模な個人用に変え、ペダル式の仕組みを導入した仕事場やデスクで仕事をする人自身が個人的に、そこに取り付けたライトを点けるために発電できるようにしました。Vaswani氏はこの設計の正確な仕組みを明らかにしていませんが、ペダル式ミシンと同様の原理を利用していることは推測できます。このペダルは、操作する人に余計な身体的努力を要求することなく最適な機能を発揮できるように設計されています。このコンセプトの目標はオフィスで使用するペダル式の照明を工夫することであったため、照明のための追加の補助送電網を必要とすることなく長時間継続的に使用できるようにペダル装置を設計することが必要でした。

ペダルが発電する電力は電池に貯めておきます。つまり、デスクで働く人は立ち仕事が必要な時にペダルを押して照明に使う電力をあらかじめ電池に充電しておくことができます。また、利用者は空き時間にペダルを押して電池に充電しておいて後にペダルを押すことなくライトを使用することもできます。

Source: Malvika Vaswani

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