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Re:con:active Tissueの発明を褒め称える建物

優れた建築物は、今日のデザイナーたちの発明と想像力の証です。美しい建物は、今日の技術の時代の指標の一つとして、地平線に向かって堂々とそびえ立っています。Re:con:active Tissue社は、建築デザインにおける先駆者です。この企業は、ビニールの最も重要な特性である耐久性を生かして、力強くリアクティブなコンセプトを考案しました。

re:con:active tissue

この建物は、補強鋼鉄チューブのスケルトンのような枠組みになっています。また、建物へりの間のスペースは、様々な状況に適応できるコンテクスト対応のビニール張りで統合されています。暴風雨時には、まるでツリフネソウ類の植物が自ら閉じるように、鋼鉄ケーブルに支えられたビニール繊維は、その軸を傾けて建物を閉めるのです。雨水は壁を伝って落ち、下の排水路に集められます。

春・夏の間は、建物は通気を多く行い、日光が入り過ぎないよう最適な角度に傾きます。厳しい冬には、メインとなる天蓋システムの一部であるビニール繊維熱が閉じて熱の放出を防ぎ、2枚重ねのビニールのカーテンが下がってきます。

パンナム・ゲームズ(南北アメリカ大陸の総合競技大会)の夜を明るく照らし、楽しさを演出するために、ステージ上のビニール天蓋の二重パネルにはLEDが埋め込まれています。ステージ上での動きを計るモーションセンサーとオーディオセンサーが搭載されており、それに応じてライトの照らし方が変化します。進行中のイベントにシンクロナイズした驚くべきライト・ショーがパンナム・ゲームズでは行われるのです。

この建物はまた、自転車や徒歩や公共交通といった様々なローエミッションの交通機関に対する意識を上げる機能も備えています。その上、フレキシブルな店舗、地元の芸術家による彫刻園や通勤用の鉄道駅などを通じ、パンナム・ヴィレッジと統合されているのです。

このデザインは、目立つ場所に配置された透明の音の障壁となるビニール製品によって、より革新的なものになっています。彫刻の下に置かれたこのようなパネルは、近くの車や電車から光を反射し、その場で観覧できる美しいライト・ショーを生み出すのです。

建物全体が、持続可能な取り組みを実践しています。例えば、リサイクル木材の使用、掘削された土壌の再利用、浸透性舗装やフライアッシュコンクリートが使用され、その地域で購入されたビニールが使用されています。

この建物は、ビニールの耐久性を示し、天才的な想像力を表現しています。2011年AIAS ビニール・コンペティションでは2位を獲得し、雑誌Critの2011年秋号において注目を集めました。

 

Via: CargoCollective

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