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ゴミからできたエコフレンドリー家具

環境主義には地球の未来の予測が付き物ですので、アーティストやデザイナーは環境と経済に好影響をもたらす様に働きかけています。そこでゴミを使うのも人気が出てきていて芸術作品や家具やなどに様変わりしています。ここではそのようなゴミからデザインされた家具を見ていきましょう。

リサイクル式ビニール袋椅子

ビニール袋は毎日色々な形で使われており、使用済みのものは捨てるしかありませんがこれが環境に及ぼす影響は多大です。しかし、美しい椅子に変身させることで新たな命を吹き込むことができるのです。ロンドンに居を構えるデザイナー、ライアン・フランクによって作られた「インクク」(ズールー語で鶏の意)チェアはビニール袋をリサイクルしたアルミニウムで囲ってできています。そしてアフリカの伝統芸能技術を採用してこのカラフルな家具ができているのです。デザイナーはこれまたプラスチックでできた南アフリカのインクク彫刻に大きくヒントを得ました。

空気入りゴミチェア

カリフォルニア芸術大学の学生、ニック・デマルコはビニールバッグやプラスチックボトル、アルミ缶や古着など家庭から出されるゴミを使ってXSチェアーを製作しました。透明のプラスチック外皮内にこれらのゴミを詰め込んだのです。これはもともと継続使用可能家具のクラスでのプロジェクトでしたが、ニューヨークのICFFでも展示会にも採用され商品化の契約を結ばれてウォールマートにおいて1つ$60で販売されています。

裁断紙家具

アーティストのジェン・プラエットは古新聞や古紙から環境に優しい家具を作ります。まずは紙を集めてきて裁断して始めます。そしてその紙をニスの中に漬け、好みのカタチにしていくのです。こうして作られた家具は木のように強度があり注目を集めながらもエコでグリーンです。使用済みの紙から家具を作り出すとはなんともクールで、機能性に優れたミニデスクは見事に紙を再利用しています。このような家具はあなたの家のエコ度アップに貢献してくれるでしょう。

リサイクル家具

家具デザイナーでニューヨークに住むクリス・ラッカーは、捨てられたものを使って見事な家具を作り出します。彼の手法で段ボールやプラスチックラミネート、さらに廃棄された家具を最大限利用しています。捨てられた家具は質が悪かったり使い古されたり、デザインがイマイチだったりしたものですが、これらをすばらしいデザイナーチェアやアームチェア、さらにはコーヒーテーブルなどに生まれ変わらせています。

マルチチェア

エディンバラ芸術大学の卒業生、クレイグ・イアン・マクファーソン氏によって作られました。彼はガーデン廃棄物を再利用しマルチ(敷き藁)チェアーを作り出しました。デザイナーの趣旨は再生・再利用・リサイクルでガーデンからのゴミだけでなく、エコ接着素材やゴム手袋などで快適なクッションのような座り心地を実現しました。この椅子は2009年のロンドンで行われたデザインフェスティバルで展示されました。

産業廃棄物製家具

産業界からは多くの廃棄物が出されて埋め立て場に溜まっていっています。スクラップ・ラブというバンコクのカセトサート大学の建築プログラムは、このような産業廃棄物を創造力を生かして美しい家具に変身させています。木材やプラスチック、フォームに鉄などを使って
テーブルランプや椅子などを作り出すのです。これらの製品を通して使わないゴミも家具に変身させることができるのだというメッセージを世界中に放っているのです。

ロシアの機雷を使用した家具

エストニアの彫刻家マキ・カルミンは処理済の機雷を使って機能的な家具を作り出しています。ロシアのAGSBタイプの機雷を自宅周辺で見受け、デスク、椅子テーブル、バスタブにLEDシャンデリアなどの作品を作り上げています。

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