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イスラエルの学生用エコビルディング

イスラエルは環境に優しい建物に関しては世界のトップに君臨する日も近いでしょう。テル・アビブ大学(TAU)にLEEDプラチナエコ認証付きのビルを建設しますが、3年ほど前に建築会社ジオテクニカがコンクールに優勝し、チェン建築とアレックスロッド・グロブマン建築とともにデザインしたTAU内のPSESビルで一躍有名になりました。今はこの3社はビルの基盤を建て始めたところです。

このビルはイスラエルのロケーションにピッタリで、太陽光が降り注ぐ中50キロワットを太陽電池パネルで発電使用して、室内温度も心配要りません。チルドビーム技術という特殊冷却技術が対応してくれるのです。これだけでなく、このエコビルの屋上には野菜庭園が設置され空気の洗浄に役立ちますし、加えて雨水貯蔵システムによって雨の少ないイスラエルの気候に対応しています。

なるべく自動車の使用を控えて公共交通システムを利用してもらおうと、駐車場は少なめにする予定です。駐車スペースがなければ生徒や教授は公共交通システムか自転車を使わざるを得ないだろうという目論見です。

このプロジェクトがこれまでの予測にどのようにマッチするか注目していきましょう。イスラエルのような資源に乏しい国がこのような動きを見せているのはいいことです。グリーンなプロジェクトはコストがかかりますが、長期的視野ではその効果は絶大です。こうすることでカーボンフットプリントも減らすことができるのです。

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