ウォークマンがソニーの最も大きな革新であったと思う方は、考え直す必要があります。日本の電子関連の多国籍大企業は、ゲームを開発してきましたが、今回は、地球環境を考えた素晴らしい製品です。ソニーは、紙を使って作動する新しいバッテリーを開発しました。2000年になってテキストと電子メールを使ってすべての文書処理をする時代になってから、古新聞紙といえば食物を包むために使っていることだけしか考えつきませんでした！
ソニーのエンジニアは、先週、東京で開催されたエコ2011記念シンポジウムで、エネルギーを発生するために紙を使うために改善されたバイオ・バッテリーの技術を公開し、初めて観客の前で実演しました。このデモでソニーのエンジニアは、少量の製紙用パルプ（図工の授業で張り子を作るために使用したような紙）を水の混合物に入れました。これによるバイオ反応は、デモでは小さなファンを動かすのに十分なコンボでした。
ソニーで研究者らによって開発されたこのバイオ・バッテリーは、木を食べるシロアリの消化器系に非常に似たプロセスで紙をグルコースに変換するためにセルロースと呼ばれる特別の酵素を使用することにより電気を発生します。研究者は、バッテリーはリサイクルが可能で、複数回使用することができるように、セルロースが触媒として役立つだろうと述べました。
現在、このバイオ・バッテリーは、小さなファンを作動させるのに十分なパワーです。ソニーの研究者らは、廃棄紙で作動するバッテリーは18whまでの電気を起こすことができるので、現在、市場に出ているほとんどのデジタル音楽プレーヤーで使うことができる、と主張しています。
Via: The Verge