ウィルスが発電する小型発電機

充電式電気機器のほとんどは携帯型ですが、その電池は長時間使用できるまでには至っていません。機器の使用電力が大きくなるほど電池も大きくならざるをえないため、サイズに影響するだけでなく価格も上昇してしまいます。しかし環境にあまり負担になることなく、エネルギーを持つ物質に変化するウィルスを科学者たちは発見しました。そしてそのウィルスを使い、単四電池の四分の一の電圧量を発電して小型液晶ディスプレイを作動できる切手大の発電機を発明しました。このウィルスは、太陽光パネル内の太陽発電システムが太陽光を電気に変えるのと同じように、力学的エネルギーを電力に変換することにより圧電性の物質に変化します。

Electricity From Microscopic Batteries

圧電気は長い間、小型発電機として使用する、紙ほどの薄さの圧電フィルムを製造する上での研究対象とされてきました。ただ、圧電性素材の製造には複雑な手順や有毒な原料そして厳しい条件が伴うことが障害になってきました。

突破口を開いたと思われるのは、United States’ Department of Energyの科学者たちが骨組織が圧電気の特性を示すことを発見し、その発見から圧電性物質を開発する新たな方法を見つけ出したことでしょう。この科学者たちは変性ウィルスM13(バクテリオファージ)を使って人には危害を与えず細菌を攻撃する物質を生成しました。M13は細菌に感染すると何100万にも増殖します。科学者がM13のフィルムに電場をかけるとウィルスを覆うたんぱく質が圧電気の影響を受けてねじれはじめたのです。

M13の圧電気の強度は遺伝子操作によって増加させました。そして、M13のフィルムを金メッキの電極棒の間に重ね上げ液晶ディスプレイとワイヤでつなぎフィルムをタップにつなぐと、液晶ディスプレイ上に『1』の数字を表示するのに十分な、6ナノアンペアの電流と400ミリボルトの電位を発電しました。科学者たちはこの発見と発明をさらに発展させることを目標にしています。

Via: Txchnologist

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