このギラーレ・フードセンターのデザインは最新技術を駆使してあります。
ヘインツがギラーレのトマトソース工場を閉鎖すると決めたときに必然的にこのフードセンターのアイデアが浮上してきました。そこでスタジオ。オーク社に設計を依頼し社会的にも大きな意義のあるこの新工場の建設にこぎつけました。
商業用の工場として機能しつつも教育や品質管理センターとしての側面も併せ持ちオーストラリアのビクトリアに位置するとてもユニークな施設になる予定です。観光客も多く訪れるでしょう。
デザインはスタジオ・オークのベン・ウォーターズとウィル・ロフト両氏によって担当され、従業員やゲストの憩いの場としての他、業界の裏側を見られる機会も提供し、ゲストは実際に工場のなかでどのようなことが行われているかを見学することができます。特に野菜の栽培・収穫・水の浄化といったプロセスを含む環境への関わりにも焦点が当てられます。教育施設も併設されるほかコミュニティーとの関わりの強化の一環としてファーマーズマーケットも開催されます。
ギラーレ社は多くの従業員を抱える会社ですから、トマトソース工場の閉鎖によって雇用が減る可能性もあるので、このフードセンターによって多くの雇用が保障されることになります。親会社のゴールバーンバレーフードによると＄３００００の予算がここに組み込まれているということです。従ってこのプロジェクトがもたらす経済効果も膨大です。
