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グリーンコンセプト”プロジェクト2040”

移動システムに生物から影響を受けたデザインが採用されることは良くある話です。しかし単なるコンセプトを超えて実用性を持たせられるようなデザインに出会うことはあまりありません。しかしこのプロジェクト2040は別格です。スウェーデンの産業デザイナー、オロフ・クレーソンの考案した海軍用乗り物のコンセプトはエコでありながら実用効率の高い水中移動システムです。

デザイナーによると複合ビジュアルデザインの実用化と展示をユニークな形で実現し、より効率的な水中移動を目指しています。これを実現するために見事な形でトヨタHSCV-40のデザインを利用しました。

クジラのような見た目で視覚的にも楽しいデザインは白黒の色合いとよくマッチしています。自然体のデザイン形態は流れるようなラインと相まって美しさを際立たせます。しかし、見た目の素晴らしさとは別に機能性も特筆ものです。

名前の通りこのマシンは高速海中移動を快適に行えます。グリーン性に関しては駆動系は特殊生物ガスエンジンが800馬力を発揮します。燃料給油も無人ステーションで行われ、生物ガスは独立海底都市で作り出されます。(2040年の話です)

移動機能に関しては、本体は軽量強化カーボンファイバーによる蜂の巣構造になっています。わずか928キログラムのオシャレなスタイルは航行スピードを高め、水力ジェットによるハンドリングはリアフラップで補助制御されます。

最後に、数字で表す機能としては2人野乗りで最高300ノットを実現します。さらに最新ナビシステム、自動運転システム、2重制御機能などを搭載しユーザーフレンドリーな機能満載です。

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