サイロ・Ｏは世界に誇るインドア・アウトドア両用クライミング・登山施設のコンセプトです。これはオランダのアムステルダムにあるゼーバーゲレイランドにある既存の３つの未使用サイロを利用して都会の真ん中にクライマー用の施設を作り上げてしまおうというものです。
デザインにはアウトドア部分の休憩場所が取り入れられ、ビル自体にもバルコニーやテラスを多く採用して休憩や途中の集合場所として使用できるようになっています。
アムステルダムを本拠とするＮＬ建築によってコンセプト化され、３つの建物が三角形状につながりあっています。高さ４２ｍの部分は三角形状の土地にあり外壁は自然な形でつながりあっています。建物はそれぞれ個性あふれる作りになっており、彫刻のような雰囲気を出すようにも工夫されています。
ガラス張りの窓も手伝って、この建物は街の中でも目立ちます。内側はというと、２０ｍの洞窟を模したクライミング施設になっています。最上階の部屋は開放式で太陽光をタップリと取り入れられ、インテリア全体にも大きなガラスがあちこちに取り付けられていて、自然光を取り入れられるようにできています。
上層階にはオフィススペースもありクライミング関係のビジネスやスポーツ用品店などが入るように設計されています。３つの建物を結ぶ３Ｄ公園は緑あふれるつくりで全体をつなぐ機能をも果たしています。
