電子機器は、私達の日常生活の重要な付属品で、特に旅行を職業とする人や、出張の多いビジネスマンにとっては、それらを充電するエネルギー源は常に悩みの種です。 この問題の大部分を解決する為に、デザイナー、チョン・イニャンは
革新的なスーツケース・トロリー(車輪)を思い付きました。 歩き回っているうちにエネルギーを生成するこのトロリーは、緊急の場合や短い時間であれば、電子機器に電力を与えることが出来ます。 そして途中下車する事も遅れる心配もなくなるのです。
このスーツケースには、一般電力ではなく、地面を転がっている間に運動エネルギーを生成する、２個の発電車輪を備えていて、スーツケースの下に付いている蓄電装置に蓄え保存されます。 そして、電子機器に電力を供給します。 バッテリーに簡単に接続することが出来、スーツケースの上部に付いている小さなＵＳＢコードを使って充電します。 そしてＬＥＤインジケーターも、ハンドル近くに付いているのが分かります。 これは、ポータブルバッテリーが保存している電力量やその残量、またハンドセットへの必要充電量を、ユーザーに示します。 発電量は、車輪を地面を転がる強度に正比例します。 そして筋肉を曲げて荷物を引っ張るほど、多くの電力が得られます。
赤やオレンジ、黒や黄色の鮮やかな色でデザインされた、この未来的テクノバッグは、個人的な発電機である事とは別に、印象的な旅のパートナーになります。 このバッグが発電する量は少しですが、簡単なライフセーバーであり、電子機器オタクにとってはかなり嬉しい一品です。 しかし、鉄道やバス停、また空港の様な旅の基点には、充電ステーションがかなり装備されている事や、スマートフォンに消費される電力量を考慮すると、このバッグは、心の中に存在する野生的な部分で旅行する時に必要かもしれません。
Via: ヤンコデザイン
