ecofriend.com

『竹の学校』 タイの難民に組み立て式構造の学校を

Bamboo School for Burmese Refugees

全地球的環境問題への戦いで、子供達は最も優れた大使と言えます。 問題は、これをどのように対処するか? 2bwスタジオの建築家達が、ミャンマー難民の為に、ユニークな組み立て式竹の学校とその方法を示しました。 取り外し可能なモデルは、必要な時に学校を移動させる柔軟性を持っていて、竹素材の使用は価格や技術的依存を抑え、環境にも優しいものです。 これは軽く地面に建っているので、非常に短期間で必要な別の場所に移動することが出来ます。 デザインはまた、学校全体が殆どの角度から監視することが出来、子供達を最大限見守るように作られています。

竹の学校のデザインは、最近、ビルディング・トラスト・インターナショナル主催で行われた、国際デザインコンテストで入賞した作品の一つです。 国は軍事政権下で、世界で最悪の難民問題の一つに直面しています。 この問題を動機に持ち、主催者は、難民の為の取り外し可能な組み立て式学校のデザインを求めていました。

組み立て式構造システムに基づいて、竹の学校の建物は利用できる土地の広さや将来の生徒数によって、簡単に拡張することが出来ます。 学校は中央に遊び場があり、周辺部に残りのブロックがあります。 建物ブロックは、最大限に視覚的安全を提供するように配置されています。 その様に、子供達を守る空間を提供するだけでなく、あらゆる角度から監視することが出来ます。 入口は一つで、学校にはいる時、訪問者は全て管理ブロックを最初に通過する必要があります。

建物の主要部分の壁や床、屋根のパネルは、1220x610mmの標準合板サイズで作られています。 これらのパネル全て回収可能で、多目的に再使用できます。 パネルの色は、周囲との関連を反映するように、自然で素朴さが残されています。 建物の素材と形状や風景の間には目に見える関係性があり、デザイナーは見えるように垂直方向に竹の柱を置いています。 また、彼等は、全建物が他の実用目的でも使用することが出来ると確信しています。

これは建物の建設や解体に、個人に特別な訓練を施す必要はありません。 難民は、一つの場所から別の場所への移動を繰り返さなければいけない事を考慮し、竹の学校は、簡単に解体できるようにデザインされています。 これは日曜大工(DIY)の性質を、竹の学校に反映させています。 雨水を収穫する為の準備もされています。 日陰を作るために、教室の建物に使われている物とは別に、竹の屋根の部分も計画されています。 これは不要に熱が増加する事を抑え、テラスで守られるように提供されています。

環境を意識した建物は、世界中で使われる日を必要としています。 また戦争や自然災害や他の問題で教育を受けられない大勢の子供達には、特別注意を払う必要があり、 かれらは将来世界のリーダーになる可能性があるのです。 現在の竹の学校モデルは、世界中何処でも、子供達に教える場を提供する為に使用することが出来ます。

Via: Aecカフェ

Today's Top Articles:

Scroll to Top