日本の折り紙が、フランスに本社を持つバークレイズ・キャピタル銀行の設計において建築家のManuelle Gautrand氏に影響を与えました。明るい環境を作り出すために自然光を使用して、折り紙に芸術的な設計を加えました。
この折り紙の建物は、名前の通りパリにあって、凱旋門のような歴史的記念物からさほど遠くない距離にあります。そのため、Manuelle氏の試みは、その有名な近隣の歴史的風景にマッチした建物を設計することに加えて、現代性のタッチを持つことでした。彼は、建築する建物を定義するお茶目なペアガラス・ウォールシステムを作成するために、折り紙の古代芸術を採用することを考え出しました。
正面の壁は、2つのコンポーネントで作られました。内部のガラスの壁はカーテンとしての機能があり、正面の鋼パネルにはで大理石模様の印刷されたスクリーンが取り付けられました。大理石のパネルは三角形のアルミニウム・フレームが適用され、その配置が折り紙の折り目のような外観をしています。「本を開いた」ようなパターンは、上階の前面とバルコニーのレールが日よけの役割をはたします。
紙の扇を折り目の山と谷を交替させて作るように、大理石のスクリーニングは正面の中央により深い折り目があり、建物の端の方へなだらかに平らになっています。この幻想さを引き出すために、建築家は、3つのタイプの大理石パターンを使用して、濃い色合いと端をおおう2つは軽い陰大理石彫刻を使いました。
デザインとカラーが簡単に操作することができたので、大理石に印刷したスクリーンは本物の大理石を使った合板が選ばれました。また、大理石はあまりに細く切られると、外観的に非結晶する傾向があり、スクリーンは対称的なパターンを維持してより耐久性があることがわかりました。
折り紙の建物の最もよいところは、内部からは信じられないほど視界が広く、外観も信じられないほど素晴らしく見えるところです。建物は、単純なデザインのアイデアがカリスマ的な建築の一部分にどのように変化することができるか、の証です。
Via: SmartPlanet