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5大ヘンテコエコ移動システムコンセプト

移動の際に継続使用的な手段を用いるようにするのは今や急を要する事態です。クルマは言うまでも無く交通渋滞を引き起こし、都市部では慢性的な混雑が日常化しており、それにより大気汚染も進む一方で健康を害する危機的な状態にまでなっています。化石燃料を使用する自動車がその原因ですから、調査関係者はなんとかしてこれに変わる乗り物を開発するように力を注いでいます。最近になってようやくエコ移動方法が脚光を浴びてきており、様々な技術でグリーンでクリーンな乗り物を開発してきています。そのなかにはなかなかクレバーながらもちょっとヘンテコなアイデアもありますが、これももしかしたら将来的に実現するかもしれません。

バックパック・ハーネス

職場に急ぐのはどの町に住んでいても頭の痛い問題です。特に中国のように何日間も道路にすし詰めなんていったらたまりません。時間も無駄にするだけでなく事故の危険性も高まるのです。ですからクルマをすり抜けて移動できたらどれほど便利でしょう。そんな夢をブルガリアの建築家、マーティン・アンジェロフが形にしたのがこの近未来的でカッコいいコンセプトのケーブルとバックパックを使った移動法です。バックパックは電池式でこれを背負った人はケーブルのネットワーク上を動くことになります。このコンセプトはTEDx会議において数年前に提案されました。もちろん「交差点はどうするのか」「景観に影響は」などの不安材料もありますが、大きな問題ではなく解決は可能です。

雲の上へ

このアイデアはかなり夢見がちですが取り上げる価値ありです。「雲のへ」というこのコンセプトはティアゴ・バロスによって考案され、私たちが飛行するという観点を変えるもので、高所恐怖症の人には向いていないかもしれません。雲の一部になって下界を眺める、そんなイメージでしょうか。これは巨大風船が集まった雲を想像させる建築物です。内側はステンレス製で重めのナイロン生地で覆われています。

ベロシティー

自転車通勤はエコ移動としては良いアイデアですが、公道をクルマとシェアするので危険も伴います。オランダやデンマークは自転車移動を長年にわたって推進しており、専用レーンを積極的に配置しています。そしてトロントの建築家、クリス・ハードウィックは自転車専用高速システム「ベロシティー」を考案し、自動車と自転車の事故を減らそうとしています。高速道路部分はチューブ状になって保護されており、雨や太陽光からも守り快適に自転車で移動できるようになっています。

藻で動く飛行船

ベルギーの建築家、ビンセント・カレボウトによって考案されたコンセプトです。近代飛行船とは違い、この飛行船は藻が発する生物エネルギーによって垂直に動きます。海藻の養殖場でエネルギーを発生し、空気清浄ステーションでは飛行船から取り入れた二酸化炭素を取り入れて、後ほど海藻で処理されます。問題点といえば一般の飛行船に比べて7倍も遅いということです。

スペシャルモノレール

このモノレールはデザイナー、ジェフ・バーネットによってエコ移動手段の推進の一環として考案されました。具体的には頭上レールサーキットが地上3~4m程に張り巡らされ、レールにはペダルで動くカプセル状の運転室が取り付けられるという仕組みです。漕ぎながら進むというのは体力を使いそうですが、摩擦抵抗の少ないレールを使っている他カプセル自体も空気抵抗は最小にデザインされています。これらによって長めのサーキットでは時速45キロまで可能です。

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