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水を使わないトイレ

前衛的な発明のうちのほとんどは実用性が高いのにも関わらず日の目を見ないことが多いのです。経済サポートが大きな問題ですがそのようななかでも、様々な組織が経済的などのサポートを通してアイデアを実現化させるための下地を提供しているケースも多くあります。さて、つい最近ジェームス・ダイソン基金賞にエントリーしたコンセプトに着目しました。オーストラリア部門で参加したオープン・プライビーと呼ばれる水なしトイレは簡単に使えてエコフレンドリーです。

トイレは普通室内用で、水を大量に必要とします。これは水が少ないところでは問題です。さて、この水なしトイレはブカシ手法を使用しています。まず、このトイレは室内だけでなく屋外にも取り付けが可能で、その際には雨水を集めて排水パイプを通してろ過されます。鉄板や小枝が屋根代わりになっており、トイレ便器とシート排水パイプがつながれていてシートカバーで臭いも気にならず通気性も確保されています。

このトイレは堆肥化方法としては大変優れており、天然肥料として土壌を肥沃にさせる効果があります。それが必要ない場合には排出物をそのまま捨てることもできます。このトイレは十分な水の量が確保できないような一部地域では大変重宝されるものです。

作り自体も解体持ち運びが簡単にできていて自然災害時の緊急避難施設などでの使用に大変適しています。メンテナンスも簡単で衛生的でもあるので、一刻も早い大量生産が待たれます。

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