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芸術家と教授による、素晴らしい人工虹

子供の頃、虹は、 虹の端っこで待つ、金貨の入った壷を持った妖精と小妖精に関係する霊のような、不思議なもののように思えました。そして、年をとるにつれて、光の湿気、日光、反射と屈折という、より論理的説明があることを知りました。しかし、私達が現象を理解してもなお、虹にはまだ畏怖を感じさせる力があります。これはオーロラを目撃したときに感じるものと似ています。マイケル・ジヨーンズ・マッキーン氏は、虹に対する情熱を持っています。
そして彼の情熱が、ネブラスカのビーミス・センターの上に弧を描く人工虹システムを開発させたのです。

ミクロネシア生まれの芸術家とヴァージニア・コモンウェルス大学教授は、可能性を研究することに10年の歳月を費やした後、この妙技を達成するために、再利用された雨水とソーラーシステムを使用しました。
人工虹は、2012年6月から9月の期間に、1日2回ビーミス・センターの上に15分間映し出されました。
マッキーン氏の虹は、千フィート先からでも見ることができます。9つの噴水ノズルが、60馬力で加圧したジェットポンプで、再利用した雨水を使って薄い霧を発生させます。

マッキーン氏のテストは成功し、通行人がこの美しい現象の写真を撮るために立ち止まりました。ビーミス・センターの主任管理者、ヘッセ・マグロー氏は、このプロジェクトは実際の降水に頼る必要がなく、このシステムは雨がなくても3-4週間作動できると述べました。例え、ネブラスカのオマハの降雨量が平均から平均以下だとしても、このプロジェクトは15週以上継続することができます。

10年間の研究後、マッキーン氏はリンジー社と組んで、太陽電池パネル、商業潅漑と雨水収集システムから成る統合化システムの開発に取りかかりました。
約6万3千ガロンの水が、1万5千ガロンの量を収容する6つの貯水容器に濾過されました。この水は屋根の溝から集められる水です。

Via: Designboom

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