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アルセロール・ミッタル・オービットは、環境に優しい材料で作られる

良質のデザインの現代産業彫刻、またはひねりを効かせたスチールの混合物とも言える、新しいアルセロール・ミッタル・オービットの芸術的アピールの全ては、今週いよいよ最終的な形を見せました。この精密な構造エンジニアリングの妙技が本当の運命を見るまでには18ヵ月の歳月がかかり、今回行われた式典では、市民が初めてこの構造の視聴プラットホームに向けて400段以上の階段を登りました。

 

各通路に向かって20マイルの間の、展望デッキ内部の2,3百㎡から眺めると、市民はオリンピックパークとロンドンのスカイラインの息をのむような景色が見られます。より芸術的には、この建造物は始点から終点まで絶え間ない可動域のある小像といえます。またこの建物は、ロンドンのエッフェル塔とも称され、この建物のデザイナーは、エッフェル塔ほど高くはないものの、この建物が、これからパリのアイコンに匹敵する建物となることを望んでいます。
この建物は、有名な構造技術者セシル・バーモンドと共に、彫刻家アニッシュ・カプーアによって巧みに製作されました。

この高さ114.5mの彫刻建設に対する後援の大部分は、世界規模の巨大鉄鋼産業アルセロール・ミッタルからのものです。
彼らは、2千2百7十万ポンドの全体コストのうち、1千9百6十万ポンドをサポートし、グレーター・ロンドン地区の議会が残りの3百十万ポンドを支払いました。このプロジェクト・スポンサーは、オービットには他の利点もあると考えています。この建物は、鋳鉄のエッフェル塔が現在使用されている鉄鋼の3分の1の量で建設できることを証明しています。その上、エッフェル塔が4脚なのに対して、オービットは3脚の上に建っています。アルセロール・ミッタル・オービットが、ニューヨークの自由の女神よりも22mも高く、この建造物がイギリスで最も背の高い彫刻である点に注目する価値があります。世界が環境にやさしい建設資材と器材にこだわる今日、オービットのデザイナーは環境要素も考慮に入れました。オービットに使用される鉄鋼の63%は再利用のものです

Via: WorldArchitectureNews

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