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オリンピックと人工雲の関係

2014年のロシア・ソチオリンピックではアサドフ建築スタジオによって作られる人工雲がお目見えするかも知れません。もともとは2010年にエアロスタティック建築大会用にコンセプト化されたのですが、ついに実現への可能性が膨らんできました。

基本的構造はユニバーサルなシステムで、高さを保ちつつ分離したり散在させたりすることができるものです。雲の機能構造はアルミシャーシに薄皮生地の組み合わせによってサポートされるもので、上下移動に関しても雲同士がしっかりとつなぎ合わさっています。

人工雲下部には雨装置がついており、水蒸気を集めて雨に変えるのです。上部は太陽電池パネルがついており、太陽発電によってイルミネーションを点けたり稼動用に使ったりします。

人工雲はいろいろな役割に使えると期待が高まるばかりです。日陰を作り出したり、山岳スキーエリアのVIP観戦用に使うこともできます。オリンピック終了後には人工雲はフェスティバル用の日陰に使われたり、ソチ市の娯楽関連に重要な役割を果たしてくれます。

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