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2020年のシンガポールにはこんな公共移動施設が?

またしても近未来公共移動システムコンセプトの「ポッダー」の話題です。しかし今回は継続使用性技術を取り込んでかなり現実的なもので、2020年にはシンガポールで実践登用される予定です。

産業デザイナー、ゼリン・オングによって考案されて、コンセプトは2020年のシンガポールにおける技術と地理特性との融合というものです。人口の増加に伴い継続使用性の実践は社会的規模で実現され、より多くの市民が公共移動システムの利用をすることになると考えられています。そのような状況においてはポッダーは、一般市民にとって個人的かつクレバーな移動システムだと言えるでしょう。

排ガスの少ない電気駆動式で、既存の線路を使用してたまご型の車体がモノレールのようにして動くのです。プラットフォームとも呼ばれるこのポッドはジャイロスコープと加速度計を備えた特殊ナビゲーションシステム[INS]によって制御されています。バランス制御に関しては最新サスペンション機構によってスムースかつ安全な運行を実現しています。

移動以外においてもポッダーは特殊情報発信機能を備えており、窓と一体になったタッチスクリーンで照明の調整ができたり、OLEDディスプレイや追跡システムなどが内蔵されています。

全体像としては、デザイナーは一般市民への貸し出しを頭に入れています。各車両はシンガポールの有名なMRTシステムの特殊パーキングに収納されることになり、使用料はGPSの移動記録によってMRTを通して聴取されることになります。

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