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『ウェンディ』 持続可能な機能を持つ積極的な構造

粋な名前が付いてるカッコいい構造の「ウェンディ」は、マルチプログラム構造になっていて、ニューヨークをベースとするHWNKによって設計されました。 ロングアイランド市クイーンズ区にあるMoMaPS1施設に一時的に設置されていますが、野外的構造を特色としています。 ウェンディが、他の同様のインスタレーションと明らかに異なる点は、その積極的な性質です。 これが意味するものは、これは強制的に作られた他の環境保全構造体とは違い、維持可能な機能を統合したハイテク素材を使った、本当に素晴らしい未来型技術革新です。

MoMA PS1′s Young Architects Program

この様な構造は通常持続可能な技術を使って空間を作り上げますが、ウェンディは空間というより環境に近いものです。 総面積465平方メートルをカバーするデザインで、尖った形の構造体で広がりを見せています。

ウェンディの最も重要な部分について話すと、全体がナイロン生地で構成されていて、チタニア・ナノ粒子スプレーを施されています。 このスプレーは大気汚染の影響を中和するものです。 これに使われているメカニズムはシンプルです。 布を覆っているチタニアナノ分子は、太陽光に晒されると、それが引き金となって触媒が作用し窒素酸化物を中和します。 最大限に空気を綺麗にするために、その構造は大きく表面積を取るよう増大されるようデザインされています。 実際、道路から260台の車を取り去るくらい空気をクリーンにすることが出来ます。

夏季は温度を涼しく保つために、尖った腕が涼しい風と送り出すよう設計されてい、水のシャワーも噴霧されます。 より積極性を持たせるために、小道具として風や雨や日陰、驚く事に音楽まで付いています。 夏に、冷たい霧に包まれてお気に入りの音楽を聴きながら、中庭を散歩している事をイメージしてみて下さい

Via: Evolo

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