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バイオマス炉に代わる水リサイクルシステム

マンチェスターのDavyhulmeに建設予定だった「バートン再生可能エネルギープラント」は、社会全体に与える影響への疑念により、論争と反対を巻き起こしてきました。そして昨年、このプラントは住居エリアから近く、地元にマイナスの影響を与えるとして、トラフォード地方議会は、このバイオマス炉計画を却下しました。マンチェスター建築学校の学生、トーマス・ペッチは、この計画に反対した様々な社会グループや住民が提起した問題を分析し、その代替となる計画を考案しました。

Davyhulme Wetlands and Anaerobic Digestion Park

中止が決定されたバイオマス炉の計画に変わるものとして彼が提案したのは、廃水リサイクルシステムです。このシステムは、計画に反対した住民グループの一つであるBCAGの発見や懸念に基づいたリサーチによりサポートされています。既存の廃水処理場、生分解処理と、相互に補助する嫌気性消化を組み合わせたシステムです。

この計画には様々な魅力的で環境に優しい施設が併設されます。例えば水族館や雨水回収の貯水池、調査池や水生植物の群生地などです。また嫌気性消化により可能になる低レベル排出の熱で加熱した処理水を使った屋外の温水プールもあります。環境に配慮する私たちにとって、非常に魅力的な計画です。

Via: MSA

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