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中国の農家が、リサイクルされたパーツから、先住民の飛行機を作る

空高く、飛行機のようなものを操縦している、そんな楽しい空想にふけったことはありますか?まあ、たとえそんな空想を考えたことがあったとしても、私達のほとんどは、現実に立ち返って、その空想を、実現したことがない夢として扱って、自分達の毎日の仕事に戻るものです。 でも、それは必ずしも、この必死で、かつ野心的な中国の農夫の場合に当てはまりません。遼寧省出身で58歳のLi Jingchunさんは、自分の、飛ぶという夢を、個人的に、実際の飛行機を工夫することで追求したんです。

Farmer’s self made plane

問題になっている、いわゆる航空機は、実際にはほとんど回収された鉄板から作られています。もしこの寸法を考えるなら、この航空機は長さわずか5m、幅1.5mと、かなり小さいものです。 部品を組み立てたり、ちゃんとしたベアリングを作るために部品を固定したりするのにかかった費用は全部で40,000元ほどで、これを米ドルに換算するとおよそ6,349ドルになります。

しかし、私達皆の頭から離れない、気になる質問はこれです。この“からくり”は本当に動くのか?私達の経験に照らし合わせて答えるならば、ノー、と答えるところ。作っている段階で、寄せ集めの材料を使っている時点で、その翼幅は、滑空するのに十分広くはありません。更に、このかさばる重さで扱いにくそうな金属の構造物は、空気力学的に改善されているわけでもありません。

さて、ここで間違えたくないこと。それは、その機能性はさておき、私達はそれでもその構想を応援したいと思うことです。結局のところ、普通の人が、2年もの間献身的に骨が折れる作業をして、この航空機が出来たという点で、賛辞に値するものです。そしてまた、私達はいつもそれを、再利用された材料から作られた彫刻として見る事もできますね。

Via: ChinaWhisper

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