モバイルデバイスで充電したグリーン技術の豊かさは、繰り返しご紹介してきました。たとえば、電話とmp3プレーヤーの再生可能エネルギー動力のドックをあれこれとご覧いただいてきました。ところが、今回新たに見つけたものは、フル装備のスーツケースで、隅々までサステナブルなものです。Suitcase CH-ID 1に使われた「新規なアイデア」は、モバイル充電器も備えたスーツケースということです。 Chimo iDesign がコンセプト化を全て手がけました。
Chimo iDesign の Facebook ページでは、産業デザイン、インテリアデザインから建築設計にいたるまで様々な分野に属する製品を考案することを専門とするスタジオです。同社のクリエイティブなラインに続き、洗練された特徴を持つ、革新的なスーツケースは高級感があるエレガントな持ち物となります。
デザインという観点から言えば、このスーツケースに使われた素材は、軽量でも頑丈なカーボンファイバーでユーザー側にとっても便利です。事実、両側に柔かくカーブしたファサードを付けるなど、特別な構造的な配慮がなされていて、人間工学的にも優れています。
ただ私たちの興味を引いたのは、このグリーンな性質でした。最先端のカーボンファイバーの表面は、太陽のクリーンなエネルギーを用いたソーラー電池を備えています。このサステナブルな属性のおかげで、スーツケースがiPhoneやiPodなどの普段使う電気ガジェットの充電をする、実用的な最新型電話充電器にもなっています。実際、中心の盛り上がった部分に伝説的なApple社のロゴがついているところは、電化製品の巨人への設計者の傾倒を示しています。
最終的には Suitcase CH-ID 1は、ポータブルな保管スペースとモバイルデバイスでのグリーンな充電器の融合です。つまり、適切な実用性と良心的なサステナビリティは、一つにまとめられ、オフィスワーカーのためにカスタムされたということです。
出典:Chimo iDesign @ Facebook